『尾上製作所 マルチファイアテーブル』は『ユニフレーム ファイアグリル』の焚き火テーブルに最適

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ご覧の通り、焚き火台界のエース『ユニフレーム ファイアグリル』と『尾上製作所 マルチファイアテーブル』はぴったりです。

もはやキャンプに欠かせないツールとなった焚き火台の中でも、コスパ最強のファイアグリルは大人気。なんせ6900円と安いのに頑丈でバーベキューコンロとしても使えちゃうスグレモノ。

そんなファイアグリルに最適なテーブル、こちらも6890円と激安かつ頑丈なマルチファイアテーブル。

他メーカーなのに、セット商品のような組み合わせは、コスパも使い勝手もよく最高です。

ということで、レビューしてみましょう。

 

 

ファミリーキャンプに最適な「焚き火用防護柵」

焚き火を囲んでの食事はキャンプの醍醐味ですが、なんせ熱いし火の粉も飛ぶので小さい子がいる我が家のようなファミリーキャンパーには大変危険!

焚き火台で調理をしていても駆け寄ってきたり、タープの外で焚き火をしていても子供がいると目が離せません。

そんな時に、マルチファイアテーブルは威力を発揮します!

『防護柵』として。

 

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総重量9kgと重いですが、その分とても頑丈。

これくらいしっかり囲んでしまえば、用意に近づくことはできません。

焚き火台の対子供用防護柵として完璧です。

写真のようにユニフレームのファイアグリルを中央に置けば最適の布陣です。

 

 

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組み合わせにより形を変えられる「可変テーブル」なので、このような形でも使えます。

コの字型にすれば、焚き火台やコンロを子供から離して調理ができます。

この写真で言えば、手前を二段構えで厚くして、子供席にします。

これならひとりが調理、もうひとりが手前のテーブルで子供にご飯を食べさせることができます。

 

 

自由な組み合わせで使える便利なテーブル

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さらにこんな風にただ並べると、大きなテーブルに早変わり。
テーブル単体のサイズが830×170mmなので、830mm✕680mmの大きなテーブルになります。

人数やシチュエーションによって、かなり自由に使うことができるので、このテーブル1つで広範囲の用途をカバーできますね。

 

 

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他にも一つだけ持っていってソロキャンプ用にも使えます。

 

 

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至福のコーヒータイムにも使えます。

 

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スチール製なので、熱い鍋を直接置いても平気です

さらに別売りの『尾上製作所 アイアンレッグ』と組み合わせれば、二段のラックのように使うこともできます。

 

 

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我が家の朝食後の風景。

画面右端のはみ出した部分に食材や道具を置き、その横にツーバーナーを置いて調理しました。

子供はベンチに座って食事させます。お腹が空いていると機嫌が悪いのでこのくらい離さないと(笑)

 

 

組み立ては超シンプル

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組み立ては、裏面の脚の部分のレバーを・・・

 

 

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閉じるだけ。

 

 

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囲炉裏型にする場合は、このボタンと連結させます。

 

 

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横並びにする時はこれ。

非常に簡単です。

 

 

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このように、不整地だと少しぐらつきます

が、重さもあるのでそこまで気になりません。

また脚の部分も完全ロックができませんが、しっかりと脚を開いて置けば荷物を載せても揺れることはありません。

 

 

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収納袋付きです。

収納時サイズ:830×170×100mmとなっています。

 

 

まとめ「これ一台で使い方無限大」 

 

・組み方自由なので、ソロでも家族でも焚き火にも何でも使える多機能さ。

・重いけど、頑丈で熱にも強い

・ユニフレームのファイアグリルにぴったりなサイズ感

というところが良い点でしょうか。

同じコンセプトの商品は多いですが、6890円という値段でこの品質はかなりコスパが良いと思います。他メーカーなら数万円するものもあるので。

とにかく使い勝手が良いので、我が家では庭バーベキューや、玄関の荷物置きなんかでも使ってます。

焚き火用テーブル以外でも、別売りのスタンドを組み合わせたり、DIYで改造すれば、本当に可能性は無限に近いので、いろいろと考えるのも楽しみの一つです。

 

 

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「SOTO レギュレーター2バーナー GRID」は軽量なのに火力・コスパ共に十分!

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怒涛のキャンプ道具レビュー。

せっかく大金払ったのだから、隈無く調べ尽くしてみたい。

今回は『ソト(SOTO) レギュレーター2バーナーGRID』とキャンプ用2バーナーの選び方について。

 

 

キャンプに便利な2バーナーの選び方

屋外で調理する際には、いちいち炭や薪で火を起こしていたら大変な労力がかかってしまう。ちょっとした調理やお湯が欲しい時は、バーナーを利用するのが一般的。

バーナーは、2口あると「お湯を沸かしながら調理もできる」というように、家族が多ければより便利になる。

ということで、今回は2バーナーについて購入前に調べまくった情報をまとめてみる。

 

燃料のタイプ

バーナーは、様々な燃料を利用して火を起こしている。

この燃料によって、火力や手軽さやランニングコストが全然違ってくるので、自分にあった物を選びたいところ。

 

ホワイトガソリン

コールマン パワーハウスツーバーナー 413H499J

ガソリンタイプは火力が強く、ランニングコストがとにかく安い。

しかしガソリンの管理(使用後に抜き取らなければならない)や、ポンピングが必要など、かなり上級者向けだ。

そのためか、現在国内では『コールマン パワーハウスツーバーナー』しか販売されていない。

ランニングコストが安く、頑丈で火力も安定しているが、個人的に難易度が高いと思う。

 

燃焼時間2~6時間で約1.5Lほど使用するようだ。

1Lが1000円前後なので、やはりコスパは最強!

 

 

OD缶

スノーピーク(snow peak) ギガパワー ツーバーナー液出し GS230

アウトドアショップなどに売っているのがOD缶。

ガス缶の弱点である低温時の出力低下が起こりにくい。

が、とにかく値段が高く、ランニングコストが一番かかる

携帯性の良さ、高出力でなければ困るという人以外はおすすめできない。

ちなみに本格的な登山用バーナーは、ほとんどがOD缶となっている。

 

ガスの種類や出力により消費量が変わるので一概に言えないが、登山用シングルバーナーでOD缶(小)が1時間持つか持たないかくらい。湯を沸かす程度の利用なので、料理となるともう少し早いだろう。
 
 
CB缶

ソト(SOTO) レギュレーター2バーナー GRID ST-526

で、僕が買ったのはCB缶タイプ。

とにかくランニングコストが安いのと、一番手軽に利用できる。

メーカー専用CB缶が推奨されているが、コンビニでも売っているので出先でも購入可能。

CB缶をはめてスイッチひとつで簡単に利用できる。

 

だが、弱点もある。

まず火力が弱い。特に寒い時期は火が付かないこともある。

OD缶はプロパンやイソブタンのような寒さに強いガスが詰められているので、その分値段も張るが冬季でも利用できる。

CB缶は屋内ですき焼き鍋をしたりする時に使われているように、そこまでの火力や耐久性が求められていない。

 

しかし!

そこで国産メーカーSOTOさんがやってくれました。

 

このパワーガスはプロパンを混入しているので、OD缶のように寒さにも強いのだ。

普通のCB缶より高いが、3本で800~900円と安い。

さらにSOTOといえば、登山用ストーブでも人気のあるメーカー。

ということで、SOTOのCB缶用ツーバーナーを購入した。

 

 

 

「SOTO レギュレーター2バーナー GRID」レビュー

 

材質:GRID本体=ステンレス製
本体サイズ:幅47.3×奥行2.52×高さ14.5cm、重量:2.25kg
発熱量:2.9kW(2,500kcal/h)×2 ※気温25度無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
使用燃料:SOTO製品専用容器(ボンベ)(CB缶タイプ)
使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)(×2) ※気温25度無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。

 

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本体のみの場合、収納袋あり。

ハードケースは別売りとなっている。

 

 

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本体サイズ:幅47.3×奥行2.52×高さ14.5cm、重量:2.25kg

とても軽量でスペースを取らない。

特にこの高さ14.5cmの薄型ボディは場所を取らず、テーブルの上でも簡単に利用できる。

基本的にツーバーナーともなると、かなり大きく、重さも5kg以上あることがほとんどなので、2,500kcal/hの火力をこの大きさで利用できるのはかなり使い勝手が良い。

ステンレス製なので、掃除も簡単だ。

 

 

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裏面。CB缶が2本ここに入る。

 

 

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CB缶装着後、丸いバルブを回してガスを出し、両サイドのレバーを軽く押し込むだけ。

 

 

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そしてこの製品の一番の売りは、「マイクロレギュレーター」搭載ということ。

マイクロレギュレーターは、寒い時や連続使用でも火力が落ちにくく、常に安定したガス量をバーナーヘッドへ供給することが可能となっている。

登山ストーブでSOTOは非常に人気で、マイクロレギュレーター搭載モデルがかなり評判が良い。

特に寒い時期に威力を発揮するので、CB缶の弱点を克服しつつ、OD缶よりランニングコストが安くなるという素晴らしい商品ではないか!というのにやられて購入した次第。

 

 

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それでは点火準備に入る。

まず付属の風防を付ける。

 

 

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めっちゃかっこええやん!

 

 

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裏面にCB缶を装着する。

左上の白いボタンのところにCB缶の切り込み部分を合わせて押し込み、右にひねるだけで簡単装着。

特に硬かったり、コツがいるわけではない。

 

 

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少しはみ出る!!!

ここがせっかくの統一性あるデザインを逸脱してしまっている。

 

 

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別売りのGRID テーブルを買えば、このはみ出た部分を活用できるようになる。

調味料などを置きたいなら良いかもしれない。

 

 

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バルブをひねると、「シュー」っとガスの漏れる音がする。

その後、レバーを押すだけ。

 

 

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点火!青い炎!

火力の調整も、バルブをひねるだけで非常に簡単。

弱火から強火の微調整もしやすい。

 

 

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trangiaケトル 0.9Lを置いた所。

火力を上げれば、3分もかからずお湯になった。

火力3000kcal/h以上あればキャンプでの利用に全く問題ないということなので、2500kcal/hは少し火力は弱いが、その分寒さに強く薄型軽量となっている。

 

 

 

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ケトルが直径15cm。

風防を外せば、大きな鍋も利用できる。

 

 

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EAGLE Products campfire kettle 1.5L

柳宗理 鉄フライパン22cm

ケトルで湯を沸かしながら、炒め物をしたが、嫁さん曰く自宅で料理するのと変わらないとのこと。

この組み合わせ、最高だなあ

 

 

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収納袋に入れた所

 

 

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ひとつ気になる所が。

写真では分かりづらいかもしれないが、少し持ち上げると本体が若干歪むくらいの強度。

簡単に凹んだりするわけではないが、気になる人はハードケースを買ったほうが安心かもしれない。

僕はとりあえず硬めのダンボールに入れているけど。

 

動画「SOTO GRIDでコーヒー淹れてみました」


【キャンプ】最高のアウトドアコーヒーをハンモックで楽しむ

動画撮影始めてみました。

GRIDの使い方もわかりますので、良かったら見てください。

 

 

 

まとめ

 

 

本体価格は25000円、ハードケースセットは30000円超えとツーバーナーの中ではかなり高め。

だがランニングコストやメンテナンスを考えるとCB缶タイプが圧倒的に利用しやすいし、このGRIDはCB缶の弱点である寒さにも強く、なおかつ非常にコンパクトなところは、長期的に見て一番使いやすくランニングコストが安いと思い購入した

特にこの軽量で薄型のボディは、ローテーブルでも使いやすく、小さな子供がいる我が家の場合、安全性を鑑みても安心して利用できる。

ということで、トータル的なコストパフォマンスは最高なおすすめツーバーナーだ!と思うのであった。

 

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UJack(ユージャック) テント Desert450レビューと設営方法

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前回の記事でテント選びに迷いまくった挙げ句、この『UJack』という誰も知らない謎メーカーのテントを購入しました。

前回申したように、このテントは大変良くできたコンセプトで作られています。

それは、「見た目よりも中身」「設営のしやすさ」「最強コスパ」であります。

それでは、おそらく貴重な?レビュー開始。

※設営方法が見たい方は目次で飛んだほうが早いです

 

 

 

 

UJack(ユージャック)とは?

千葉に本社がある日本のアウトドアメーカー

あまりにも有名ではないが、ハンマーランタンスタンドはヒット商品として一部で名が知られている。一応スノーピークのパクリではない。

サイトや商品写真等見ても分かる通り、非常に意識の低い、良くいえばガレージメーカーちっくな所が怪しさの原因でもある。写真やフォントの雑な感じは、スティーブ・ジョブズが見たらブチギレるだろう。

だが、そこを高品質低価格に回している・・・はずだから応援しよう。

 

UJack(ユージャック) テント Desert450

 

見ての通り、ワンポールテントである。だが、ここには非常に高度なアイデアと高コスパが練り込まれている。

 

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仕様は公式サイトより 

①見た目よりも中身

パット見は普通のポリエステルテントだろう。

だがワンポールテントにしては珍しく、フライシートとインナーテントの二層構造である。

フライシートはポリエステル素材。インナーテントはポリコットン:T/Cクロス(コットン35%)だ。

二層構造にすることで、結露に強くなる。

また雨に強いポリエステルをフライシートにすることにより、テントの大敵である「水」への対策は万全だ。

そしてインナーテントはポリコットンなので、コットン素材の温かみが感じられる。コットン素材テントが欲しいけど、雨やカビのことを思い、諦めた人も多いのではないだろうか?

僕もコットン素材の居住性の良さ、満足感が欲しかった。が、コットンやポリコットンT/Cのテントは値段が高いし、先程の雨やカビなどメンテナンス面が気になっていた

 

が、このUJack Desertは外は耐久性の高いポリエステル・中は温かみのあるコットンとありそうでなかったモデルとなっている。

なぜなら「コットンテントは外から見た満足度も高い」からだ。ノルディスクなどの最近流行なインスタばえテントはほとんどがコットン(ポリコットン)テント。

居住性はもちろんだが、外から眺めただけでも絵になるのがコットンテントの良いところだった。そのためデメリットである重い事や雨やカビなどのメンテナンス面を度返ししても、コットンテントが人気なのだろう。

 

だが、UJack Desertシリーズコットンのデメリットをポリエステルのフライシートで覆うという、一番簡単でド直球な対策を講じている。

見た目などどうでも良いのだ。あくまでもコットンの持つ柔らかな心地よさをユーザーだけにお送りするという、インスタばえの時代を逆行するその野武士精神に僕はクラッときた。

「なんて男らしいのかしら」

なので、ポリコットンのデメリットをそこまで気にすること無く使えるようになっている。

 

②設営のしやすさ

ワンポールテントにありがちなフロアマットとの分離はできない。

その分、設営のしやすさや風雨・寒さ暑さへの強さに繋がっている。

ワンポールテントらしく立ち上げまでは楽なので、設営が非常に簡単だ。

※設営方法と写真は下記に記載

 

ティピーテントタイプにはあまりない前室(玄関の庇のようなもの)も標準装備

そのためティピーテントタイプの弱点である「出入りの際に雨や汚れが入りやすい」「靴の置き場がない」なんてことはない。

 

③最強コスパ

ここでお値段(2018年9月現在)が、

UJack Desert 300=39500円

UJack Desert 450=49500円

ポリコットン製のインナーテントにフライシートもついてこの値段はコスパ良いと思う。

前回の記事で悩んだテントたちと比べて、機能や居住性、設営のしやすさにメンテナンス面を考え、それでもってコスパ良いと判断した。

しかし、ほとんどネット上にも情報がないので買う時は非常にビビったのは言うまでも無い。

 

それでは、実際に使ってみた感想を述べる。

 

 

 

実際に購入してみた

我が家に訪れたのは、UJack Desert 450

将来のことも考えて(友人や親戚とキャンプするかもしれないので)、450にしてみた。

購入して数日・・・

 

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巨大なダンボールが、中国からやってきた。

日本メーカーだが、Made in Chinaなのであしからず。

 

 

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信じられないレベルの意識の低い説明書が引っ付いていた。

 

 

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「信じられるか?A4のコピー用紙だぜ?」

 

 

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このご時世、まさかの質素なコピー用紙に印刷しただけの説明書!

しかも設営方法は公式サイトで見つからないのに。

まあ、設営は簡単なのでそこまで迷うことはないが。

雨で濡れたら即死なので、スマホで撮影しておきましょう。

 

 

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でかい!エスパー伊東も簡単に収納できそうな巨大なバック。

 

 

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ああ、良かった。簡易版設営説明書がバックに縫い付けられている。

こちらは布製なので濡れても大丈夫。

 

設営方法

①インナーテントを敷く

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インナーシートは八角形。

展開すると5m近いので驚く。

ちなみにグランドシートは無くても大丈夫な耐水性を持つが、汚れたら嫌なので別途購入した。

ユタカ シート #3000シルバー/ブラックシート 5.4×5.4が安くて品質も良い。ハサミで余分を切るか、織り込んで利用する。

 

純正もあるが、発売予定日は2018年10月31日。

八角形に切るのは大変そうなので、多少高くても純正が良いかと思う。

 

②8つの角をペグ打ち

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設営練習を砂地で行ったのでわかりにくいので申し訳ありません。

付属のペグはショボすぎるので、インナーシート固定の8つ分だけは、しっかりとしたペグを利用したい。

 

 

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スノーピークと迷ったが、口コミ評判が良いこちらをチョイス。

 

なぜかペグハンマーは付属していないので、別途購入しなければならない。

 

③フライシートを重ねる

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入り口が二箇所あるので、方向をきちんと確認。

テントの頂点をしっかりあわせておかないと、ポールを立てた際にずれてしまう。

 

④ポールを立てる

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メインポールの作り方は、飛び出ているボタンを押し込みながらはめ込んでいく。

非常に簡単。

 

 

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フロアシートの真ん中にあるこの四角い印に合わせて持ち上げる。

一人でも十分できた。

 

 

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ワンポールテントらしい高い天井!

自宅の天井より高く居住性最高(3m)だ。

 

⑤張り網にペグ打ち

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初めは張り網が結んでいないので非常に時間が掛かった。

張り網をすればフライシートが浮き上がり、二層構造の隙間ができるので、結露がしにくくなる。

フライシート下部をしっかりとペグ打ちすれば、ある程度固定できるので、風が強い日でなければ省略/簡単で良いかも。

張り網は八角形の角部に上下2本ずつの16本。面倒なので上下2本を1つのペグで邪道止めしたが使えたのは使えた。

フライシート下部をインナーシート間に空間ができるよう少し離してペグ打ちすれば、結露対策にもなるし、張り網省略もできる。

 

 

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初回、自在張り網の使い方を勘違いしていて変なことになっている(汗)

品質は微妙だが、まあ問題なく利用できた。自在部分は蓄光発光仕様。

ちなみに写真のペグは、同梱版のアルミが曲がっただけの代物。

 

⑥前室を立てる(立てなくても使える)

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前室はキャノピーポール(付属)を利用する。

初回設営練習で慣れないのと疲れでヘロヘロテントになっているのはご了承願いたい。

 

 

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キャノピーポールを四本繋げて、張り網をペグ打ちして支えるだけ。

今にも倒れそうだが、意外にしっかりしている。

170cmの僕でも窮屈感は感じない前室の高さ、靴はもちろんだがけっこう道具がおけるスペースが有る。

2人くらいならタープは要らないかもしれない。

 

 

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前室は立てなくても入り口は使用可能。

写真のようにティピーテントらしいシルエットでも利用できる。

前後に入口があり、テント頂部にベンチレーターもあるので通気性は抜群。

 

⑦完成

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ご覧の通り、想像以上に巨大。

だが、2回目の設営では一人でも30分くらいでできた。もう少し慣れたら20分かからないと思う。あと子供がおとなしくしていたら・・・

 

 

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この圧倒的な広さ!

寝相が異次元に悪いわが子でも十分すぎる大風呂敷。

 

 

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ちなみに・・・

 

 

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慣れていないとこうなるので注意。

「タープの張り網のせいで、前室のポールが一本になってしまったの図」

初心者あるあるかもしれない。

 

 

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撤収は非常に楽チン、10分くらいでできる。

気温差が激しい日に利用したが、フライシートのおかげで結露がほぼ無く、そして日が昇るとすぐ乾いた。素材の違いをうまく利用していると思う。コットンだと乾きにくいしね。

ちなみに中央にある謎の袋は、フライシート入れ。純正バックに全部入れるのは不可能だと判断したため、ニトリで安い紙製のバックを買った。

 

【追記】動画作ってみました!


【三瓶山北の原キャンプ場】お手軽ファミリーキャンプ

Ujackのテントも撮影しています。ファミリーキャンプの雰囲気だけでも伝わってくれれば幸いです。

 

 

 

総評(メリット・デメリット)

メリット

・フライシートによる結露や雨対策はバッチリ

・ポリコットンの居住快適性はやはり良い

・設営が超不器用初心者でもすぐ慣れるくらい簡単

・大きさの割に軽い(450=14kg)

 

デメリット

・ペグ打ちが多いが(インナー固定用8本、フライシート固定用8本、張り網16本、前室各2本)※うまくやれば省略可能

・なぜかペグハンマーは別途購入

・説明書の品質(ある意味これは一度見て欲しい)

 

 

ほとんど情報もない、というかメーカーの情報すら皆無な中、初心者にして大冒険な買い物であったが、今の所満足だ。

超不器用初心者の僕でも立てられたので、普通の人なら初心者最大の難関は簡単に突破できると思う。

面倒なペグ打ちも、自己責任になるがフライシート下部を空間広めで固定すれば、側面の張り網はそこまで必要なかった。

やはりインナーのポリコットンは最高で、手触りやランタンをつけた時の温かみはキャンプの醍醐味だなあと思った。

そんなポリコットンのデメリットは、フライシートのおかげでほぼ無視できるので、気兼ねなく使えるところがこのテントの最大の魅力だろう。

その分、外から見れば普通のポリエステルのテントなので、気になる人はノルディスクを買おう(笑)

テンティピタイプは嫁や子供にも好評だったし、設営も楽なので案外良かった。

見た目よりも中身、ブランドよりもコスパ、コットンの居住性とポリエステルの耐久性の良い所取り、それが『UJack Desert』!

 

以上、謎多きテントのレビューと設営方法でした。

 

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