ヒョロガリなハードゲイナーが筋トレする時に一番必要なものは『粉飴』
生まれ持ってのガリガリ体型が筋トレしてマッチョになりたいのであれば、『粉飴』を買うべし。
というか、粉飴が無いと筋肉は付かないし、更に痩せる危険すらあります。
かく言う僕もそうでした。
生まれてこの方ずっとガリガリ。懸垂15回できるのにガリガリです。
一族郎党ガリガリで、葬式で親戚が集まればルパン三世だらけになります。
たくさん食べても太れない体質は遺伝性であり、専門用語で『ハードゲイナー』と呼ばれています
そんなハードゲイナーな体質の人が筋トレするのであれば、普通の人とは違ったアプローチが必要です。
今回は粉飴+筋トレでガリガリ脱却成功したので、詳細を記載してみます。
- ヒョロガリ体質=ハードゲイナーとは?
- ハードゲイナーの救世主「粉飴」
- ハードゲイナーが健康的に太るには粉飴が一番コスパが良い
- 粉飴の摂取量とタイミング
- 粉飴とプロテイン
- まとめ『ヒョロガリは粉飴飲んで筋トレすべし』
ヒョロガリ体質=ハードゲイナーとは?
ハードゲイナーとは、太りにくい体質のことを言います。
食が細い痩せ型の人とは違い、いくら食べても太りにくい体質です。
僕も痩せの大食いといわれるくらいで、焼き肉食べ放題で誰よりも食べ、中ジョッキで7杯ビール飲んでも、全く体重が増えません。
大学2年の時の175cm/58kgから、三十路過ぎた今でもずっと同じままでした。
生活習慣が大きく変わったり、激しいスポーツをしていた時期も、少し体重が微増微減してもすぐ戻ります。
女性からは羨ましいとよく言われますが、やはり弱々しく見えるので、高齢の女性からは「ちゃんと食事取っている?」と心配されます。
ハードゲイナーの特徴は、
・基礎代謝が高い
・胃腸が弱く栄養吸収が下手
基礎代謝とは、運動や仕事以外の生命活動で使うエネルギーのことで成人男性だと一日1500kcalくらいです。
ハードゲイナーの人は、この基礎代謝が高く、普通の人よりもエネルギー消費の激しい燃費の悪い体です。
そして胃腸が弱いため、栄養吸収効率が悪く、暴飲暴食すればお腹を壊しやすいです。
そのため食が細かったり、大食いでも下痢や消化不良になってしまうことがあります。
このためハードゲイナーの人は、生きているだけでエネルギー消費が激しく、しかも食事摂取しても消化がうまくできない体質です。
そのため「摂取カロリー<消費カロリー」になりやすく、なかなか太りにくい体質になっています。
なので対策としては、筋トレをするとさらに消費カロリーが大きくなるので、摂取カロリーを増加させるしかありません。
しかし胃弱で消化が悪いので、大量に食事を摂るとお腹を壊してしまいます。
ではどうすればよいのか?
そこでやっとこさ粉飴の登場です。
ハードゲイナーの救世主「粉飴」
そんなヒョロガリ体質なハードゲイナーの人が筋トレをするなら、粉飴を使うのがコスパと効率ともに最強です。
粉飴とは、でんぷんを分解してできるマルトデキストリンが主成分です。
マルトデキストリンは、非常に吸収が早く、すぐにエネルギーとなります。
人間は筋肉運動を行う際に、糖分をエネルギーとして体を動かしています。他にも脂肪などを利用することがありますが、短距離走や筋トレなどの瞬発系スポーツでは糖分をが非常に重要なエネルギー源になっています。
そんな糖分が枯渇してしまうと、疲労や足が攣るなどの症状が出ます。
なのでアスリートも体力の回復、瞬発力の維持のために糖分摂取を行っています。スポーツドリンクなんかもそうですね。
マルトデキストリンは、名前だけ聞くとちょっと薬品のような感じがしますが、非常に簡単に言うと吸収しやすいでんぷんです。
粉飴は素早い吸収ができるので胃腸に負担を掛けることなく、さらに甘みが少ないのでとても飲みやすいという特徴があります。
そんな粉飴ですが、我々ハードゲイナーのトレーニーにとってなくなてじはならない存在なのです。
理由を以下に書きます。
ハードゲイナーが健康的に太るには粉飴が一番コスパが良い
ハードゲイナーの特徴を思い出してほしいのですが、
・基礎代謝が高い
・胃腸が弱く栄養吸収が下手
ハードゲイナーが太れないのは、「基礎代謝が高くエネルギー消費が激しいのに、栄養吸収率が悪い」というのが原因です。
なので、ハードゲイナーの人が運動をすることは、例えるなら燃費の悪いアメ車でガソリンを継ぎ足さずに走り続けようとしているんです。
そのため疲れやすく、すぐにエネルギー不足となるため、今ある筋肉や少ない脂肪をエネルギーに変換してしまいます。
よって筋肉は付かないし、萎むように痩せてしまうんです。
そこで粉飴を使うことで、「エネルギーを効率よく大量摂取しつつ、胃腸に負担をかけない」という効果を狙うことができます。
これってハードゲイナーの特徴をうまく補っていますよね。
そしてコスパ最強です。
一番安くてAmazonレビューも高評価の「H+Bライフサイエンス 粉飴顆粒 1kg」だと、
100gあたり、エネルギー384kcal
となっています。
ご飯茶わんに軽く一杯(約150グラム)で約240kcalといわれています。
これに加えて吸収が早いので、さっと水で溶かして飲めば、大量の糖分摂取が可能になります。
さらにこ「H+Bライフサイエンス 粉飴顆粒 1kg」は1kgで740円です。
単純計算で1kg3840kcalが740円で買えます。
同じような栄養補助食品だとウイダーゼリーが挙げられると思いますが、(180g=180kcal×6個)で1098円なのでその差は歴然です。
さらにさらに体重を増やしながら筋トレするためのウエイトアッププロテインも売られていますが、かなり高いですし、タンパク質の含有量が普通のプロテインより低くなっています。
これであれば安いホエイプロテインと粉飴を一緒に摂取すればコスパも栄養量も良くなっています。
僕は粉飴+プロテインを取り始めて、1ヶ月で2kg体重が増えました。
この15年間殆ど変わらなかったのに・・・
しかもただ太っただけでなく、筋肉も目に見えて増えました。
もちろんそれなりの筋トレは必須です。
粉飴の摂取量とタイミング
まず抑えておきたいのが、筋肉の特徴です。
筋肉は体を動かすだけでなく、エネルギーの貯蔵タンクにもなっています。
糖分を主に貯蔵しており、エネルギー不足になると筋肉は分解されてしまいます。
なのでボディビルダーの選手は、つねにエネルギー不足にならないように何かを食べています。
ハードゲイナーが痩せるのはここがポイントで、食事量と吸収率が低く、基礎代謝が高いのですぐにエネルギー不足となり、筋肉が分解されています。
しかし胃弱であり、また仕事中にいちいち何かを食べるのが難しい現代人にとって、ここが難しいポイントでした。
そのため、
・最終栄養摂取から時間の経過している朝食時
・筋トレ前と筋トレ中のようにエネルギーをかなり消費する時
・疲労回復のため、筋トレ直後にプロテインと摂取
がベストなタイミングです。
僕はプロテインを摂取するタイミングで一緒に混ぜて飲むようにしています。
朝、筋トレ後、寝る前です。
これに筋トレ前と最中にも水に混ぜて飲んでいます。ちなみにプロテインと同時に粉飴を取るとインスリンが出るので吸収効率が良くなるという効果もあります。
一度の量は人にもよると思いますが、プロテイン(筋トレ直後:30g、朝晩20g)と粉飴40gくらいにしています。
そこまでカロリー計算をしていないので、割と量は適当です(汗)
粉飴の量は体質にもよるので、初めは少しずつ摂取して、体重の増減をチェックしながら適正量まで増やしていくのが良いと思います。
筋トレで重要なのは、炭水化物とタンパク質です。
炭水化物とタンパク質には黄金比率「炭水化物3:タンパク質1」があります。
一日の食事量から炭水化物とタンパク質の摂取量が黄金比率になるように調整すると、筋トレ効果が最適になります。
僕は食事量に粉飴+プロテインを加え、大まかに計算して摂取するようにしています。
ガチ勢になると、基礎代謝量+筋トレの消費エネルギー量を摂取エネルギーが超えるよう計算しているようです。
粉飴とプロテイン
粉飴を入れて
プロテインも入れて
水を入れて混ぜます。
これだけです。
「ボディウィング ホエイプロテイン 無添加 ナチュラル 3kg」という超格安プロテインに加えればコスパ最強です。
ボディウィングのプロテインは3kgで5790円、完全無添加で健康的なのに格安で大人気です。
しかし完全無添加なのでクソ不味いことでも有名。
本当に味がなくて何かで割らないと飲む=苦行です。
まとめ『ヒョロガリは粉飴飲んで筋トレすべし』
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snowpeakの「2017年秋雪峰祭限定品 ノクターン2017EDITION」をファミリーキャンプで使ってみました。
snowpeakの「2017年秋雪峰祭限定品 ノクターン2017EDITION」を買ってしまった。
snowpeakのノクターンは、ガス缶で本格的なランタンのような淡い火の明かりを灯すことができる人気アイテム。
ガソリンランタンなどの本格的なものになると、点灯させるのにポンピングが必要だったり、マントルという非常に繊細な扱いが必要な難作業が待ち受けている。
しかしsnowpeakのノクターンなら、ガス缶につなげてチャッカマンで点火!以上!
と非常にお手軽で、しかもガスの消費が少ないのでランニングコストもほとんどかからない。
もちろんロウソクのような揺らめく火くらいの明かりなので、テーブルランプくらいにしか使えない。
要するに、「別になくても良いんだけどキャンプな夜の雰囲気を醸し出す存在」、それがノクターンである。
『snowpeak ノクターン 2017EDITION』で夜のキャンプに淡い光を
実際にファミリーキャンプで使用してみた。
子供が寝静まったあと、この明かりを眺めながら飲む酒は最高!
さすがsnowpeak様!マグカップとこれしか持ってないけど。
スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
それでだ。
ノクターンは本来3700円前後で買える。
snowpeakとしては信じられないくらい庶民向けのお値段。
しかし、僕はあろうことか限定品を買ってしまった。
スノーピーク ガスランタン リトルランプノクターン2017EDITION MINI FLAME NOCTURNE 2017 EDITION GL-140NK
- 出版社/メーカー: (株)スノーピーク
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
snowpeakでは雪峰祭というブルジョアたちの遊戯会がある。
各種いろいろな高貴なイベントが繰り広げられており、僕のようなド田舎在住ド庶民からすると遠い世界の話ではあるのだが、そこで限定品が売り出される。
ただでさえブルジョア向けなsnowpeak製品が、ちょっと色が変わったり、ちょっとデザインが変わるだけで、全国で争奪戦が繰り広げられる資本主義の精神の具現化のような大イベントなのだ。
そんな2017年秋の雪峰祭限定品がこちらのノクターンである。
なんとナスカの地上絵がデザインされている。理由は知らない。
それが5378円という限定品プライスにもかかわらず瞬殺され、現在ネットオークションでは高値で取引されている。
ノクターンは前から欲しかった。
snowpeak製品は(貧乏人の性で)ちょっと鼻についていたが、このノクターンは素晴らしい製品だと思っていた。
キャンプの雰囲気を盛り上げるためだけの存在、まさにキャンパーにしかわからない存在。
キャンプの要素を哲学的に抽出し、生み出されたのがノクターンだと思っていた。
そして見つけてしまった。
田舎の中古ショップで。
なぜこんなところに?
お値段は4700円、新品のノーマルノクターンより高い、けど良心的なプライス、プライスってなんだ?流動的で刹那的な価値の乱高下を目にしてきた世代である僕にとって、これを目にした瞬間思考が止まってしまった。
で、買ってました(笑)
要するに何が言いたいかというと、キャンプギアとはそういうものなのです。
だから世間の奥様方、こういうのを買い集めている亭主を見ても、温かい目で見守ってあげてください。
そう、ノクターンの火のように・・・
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最初に買う雲台はビデオ雲台にすべし・・・特に子供を撮るお父さんカメラマンは!
tabing.hatenablog.com初めて買った雲台は、『SIRUI 自由雲台 K-30X』というやつでした。
自由雲台は、名前の通り自由に角度を変えられて、しかも軽量コンパクトな優れものです。
散々悩んだ挙げ句購入しましたが、結局ビデオ雲台買っちゃった・・・
ビデオ雲台とは、上下の滑らかな動きと360°クルリンパできる雲台。
主に動画用で、こんな映像が撮れちゃいます。
こんな感じで、上下左右にヌルヌルっとカメラを向けることができるんです。
MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Dripでアウトドアコーヒー
他にもこの動画のように、がっつり固定して物撮りもできます。
ということで、初めに買う雲台ってビデオ雲台で良いと思いました。
特に僕のような小さい子供を撮るお父さんカメラマンは。
なぜなら、子供って動きますよね。めちゃくちゃ。
止まってと言っても動きます。それを追うなら、手持ちで追いかけ回すしかありません。
だから自由雲台や3WAY雲台は、カメラを固定して完璧な構図を求めるものですから、家族写真とか七五三写真とかでしか使えません。
それに子供が大きくなってくると、結局動画撮りたくなっちゃうんですよね。
歩けないくらいのときは、写真で十分です。動かないし、泣いたり笑ってるだけで可愛いですからね。
でも歩き始めて、そのうちソファでピョンピョンし始める頃になれば、親の性として動画で成長過程を追いたくなります。
これはもう仕方ないですね。だって動き回るし、動きのバリエーションが増えることが成長なんですから。
ということで、動画を撮ります。
最近の一眼レフカメラなら、家庭で見るくらいなら十分な動画撮影能力があるので当然そのまま使いますよね。
でも手持ちだとブレまくります。
しかも一眼レフカメラで動体を追うということは、ピント合わせが難しい。
それで「GoPro」とか買う羽目になるんですが、僕のように老後のために2000万円貯めるなんてふざけんなよ今頃言うなや趣味に使わせろやと叫ぶ非国民であれば、アクションカメラは高くて手が出ません。
そんなお父さんにはビデオ雲台を始めに買っておくのに越したことはありません。
ビデオ雲台であれば、お硬い家族写真も賄えるし、動画もどんと来いです。
自由雲台や3WAY雲台では、滑らかな動画撮影はかなり困難な作業です。
ビデオ雲台は、一石二鳥アイテムなんです。
なんせガッツリ固定の家族写真って、あんまり撮る機会無いですからね。
ならビデオ雲台を買って、レベリングも追加して微調整できるようにしたほうが、トータルの出費を考えるとコスパ良いです。
自由雲台の良いところは、とにかく軽量コンパクトなところです。
僕のように登山でも三脚を使うような沼人間には、ありがたい存在。
ですが「Leofoto BV-10」のようなしっかり耐荷重もあるのに文庫本より小さいビデオ雲台もあるんですよね。
重さも多少重いくらい、正直これだけでよかった気もします。
結論として、『子供を撮る機会が多いお父さんカメラマンは、ビデオ雲台で一石二鳥したほうがトータルコストが安く嫁さんに怒られない』のです。
嫁さんからすると、自由雲台だろうがビデオ雲台だろうがGITZOだろうがSachtlerだろうがLeicaだろうがHasselbladだろうが関係ないのです。
なので『登山のようなアクセスの悪い地、若しくは車からだいぶ歩くような地で撮影するような輩以外は、ビデオ雲台で大抵事足りる』のであり、『それでも欲しければ他の雲台を買えば良いが、正直言って君は沼にハマっているだけだ』と私なら言うでしょう。
沼の住人として、全国の沼にハマりかけなお父さん方への忠告でした。
お父さんたち、「子供を撮るためだから」という言い訳で財布の紐がゆるくなってませんか?
それ、沼ですよ。