③旅の本

「サピエンス異変」を読んで現代生活のヤバさを知る

サピエンス異変――新たな時代「人新世」の衝撃 要約すると、「現代人を苦しめる肥満、糖尿病、腰痛、近眼、歯痛などなどは、全て現代の生活・・・特にデスクワークによる座りすぎが原因」であり、このブログでおなじみの『人間=狩猟採集生活に適した生き物説…

「極夜行」と旅と脱システム

僕が存命の冒険家で一番尊敬かつ愛しているのがこちらの角幡唯介さん。 最初の作品である「空白の五マイル」で度肝を抜かれてからというもの、ずっとこの人の事を著作で追っている。 冒険自体もすごいのだが、なんせ文章がうまい。元記者にしてはとにかくう…

登山の前に読むと世界が広がるオススメ本

登山を趣味にして10年近く。 ただ山に登るだけでも十分楽しいのだが、少し世界を広げてみると、今まで見過ごしてきた大きな発見がある。 それほど登山とは奥が深いのである。 ということで、今回は登山の前に読むと世界が広がるオススメ本を紹介してみる。 …

人はなぜ旅をするのか?「ソングライン:ブルース・チャトウィン」

旅が終わり、定住生活をする羽目になり、そして旅の本を避けていた昨今。 久しぶりに旅の本を読んだ。超強烈なやつを。 これは危険である。定住生活の苦しさの根幹をバッサリと暴露する。 ということで、危険極まりない旅本だが、定住生活の苦しさに一抹の旅…

世界一周から帰国して読んだ70冊の中で面白かった本

世界一周から帰国して早一年。 旅は終わった・・・わけではない。 旅の間に疑問に思ったこと、知りたくなったこと、そんな知識欲求への旅は帰国してからがスタートなのだ。 謂わば旅というのは、頭でっかちな引きこもり知識をオープンに晒すことでまた新たな…

とりあえずこれ読んどけってレベルのおすすめベタ小説と解説

今週のお題「読書の夏」 らしい。世界一周旅行から帰国して、映画と読書三昧という旅行前と一切変わらない生活をしている僕です。 小説はあまり読まないが、暑っ苦しい夏にはさらっと読めちゃう小説の方が良いだろうと思い、中でもベタでこれ読んどけば通っ…

旅とサルトル

僕が世界一周の旅に至った道というのは、それはそれは複雑な事柄の絡み合った先にあるものだった。人間の行動というものは、過去の経験や本や映画、そして飲みの席でのちょっとした会話のようなものまでが無意識下で組み合わさって形作られるものだと思う。 …

旅立つ前に見ておきたい「その国の雰囲気が味わえる」おすすめ映画

photo by Kitone せっかくいろいろな国に行くのだから、事前知識があったほうが絶対に楽しい。 しかし、世界一周ともなれば何十カ国も周ることになるので、本やサイトで予習しようものならすごい時間が掛かるしたぶん覚えられない。 そんな人におすすめなの…

本好きなら絶対ブックマークすべき『おすすめ読書サイト』

読書は最高の趣味である。 時間を有意義に潰せるし、知識もおまけでついてくる。 そして古本屋に行けば格安で買えてしまう。コストパフォマンスも最高だ。 そして本は出会いである。 どんなに売れていようと、偉い先生が絶賛しようと、自分にかっちりはまら…

【決定版】旅に出るならこれを読め!世界一周中の僕がおすすめする旅本!

ただいま世界一周始まって4ヶ月。 南米を下り、バルセロナでユーロ高に驚愕し、今はモロッコで安穏と過ごしている。 予約した飛行機が飛び立つまでだいぶ時間があるのだ。 なので目下読書に勤しんでいる。もともと読書好きが高じて旅に出たようなものなので…

旅の本 歴史に興味をもてば旅が100倍面白くなる

なぜ世界一周するのか。 という前に「なぜ世界に興味を持ったのか?」とよく聞かれます。 僕は「歴史が好きだったから」と答えます。 僕は今までの学生生活のすべてを歴史教科だけで乗り切っただけあり、自他ともに認める歴史好きです。(嫁は今、強制的に歴…