引っ越し準備や手続きは早めにしよう!
2014年を迎えて幾日・・・やっと落ち着くことができました。
年末は退職、引っ越し、諸々の手続き等々非常に忙しかったです。
旅行の計画に熱中するあまり、身の回りのことを一切忘れ呆けておりました。
もっとこうすればよかった!とかもっと早くやっておけばよかった!なんてことが腐るほどありました。
そんなこんなの失敗談を暇なので書き連ねてみます。
1、引っ越し
世界一周、期間は半年から一年ともなりますと悲しいかな仕事をやめなければなりません。さらに実家暮らしではないのでもちろん引っ越しです。
世界一周ブログをサーフィンさせていただいたところ、やはり頭が痛いのは引っ越しです。けっこうお金かかっちゃいますし、大抵の人が無職で旅行をするので軍資金に直結する大問題です。
僕らの場合はというと、荷物が少ないので僕の親の車(ワゴン)と僕の車との2台構成でグデーリアンの電撃戦の如く済ませちゃう作戦でした。荷物は僕の実家の方の倉庫にぶち込みます。
しかし、いざダンボールに詰めてみたら荷物が少ないと思っていたのに意外とビックリするような量です。ここは思い切って断捨離をすることにしました。
当初、「要らないものは全部リサイクルショップに持っていけばいいや!」なんて夢想していましたが、意外や意外!なんと家電は型番が古いと引き取ってももらえませんでした。まあ図々しすぎるか・・・
家電やソファーは結局集配業者さんに頼んで持って行ってもらいました。それが一番安かったです。
イチかバチかでリサイクルショップを呼んで見積もりしてもらおうかと思いましたが、出張代のほうが高く付きそうだったのでやめました。
一番安いのは自分でごみ捨て場まで持って行くことでしたが、軽トラなんてないしレンタルする方が高くつくのでこちらもやめにしました。
集配量は洗濯機、冷蔵庫、3人がけソファー、テーブルで1万円でした。
ここでちょっとした裏ワザを。
じつは家電やソファーなどはすべて夫が乞食のように友人や先輩から貰い受けたものばかりだったので全くお金はかかっていませんでした。
最大のチャンスは「卒業」の時です。僕は卒業式直後から知り合いの家を周りに周り、気づけばテレビ、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、本棚、扇風機、洗剤、ファブリーズ、調味料をゲットしました。あの時はモンハンさながらの狩人でした。
就職してからは先輩や同期が結婚や引っ越しする際に気づけばそこにいました。
なので一人暮らしを初めて買った家電類は液晶テレビとエアコンだけでした。良い人達に囲まれていたなあ・・・
将来、大きな夢がある学生諸君におすすめです!嫌われない程度に・・・
結局引っ越し代は、集配の1万と車2台分のガソリン&高速代だったので3万くらいでしょうか。
反省点として急いで引っ越しをしたため、かなり消耗したのとどこに何を入れたかよくわからなくなってしまったことです。旅行装備はすべてバックパックに詰め込んでいたので大丈夫でしたが、精神崩壊寸前でダンボールにただただ詰めていたために目下宝探し中です。
引っ越しして初めて気づきましたが、清貧生活を自認していたにも関わらず要らないものが多かったということです。今度は車1台に収まるくらいのコンパクトな生活をしたいと思いました。
世界一周にあたっていろいろ調べていたら引っ越し以外の作戦もありました。
なかなか難しいですが、費用を格段に抑えることができます。
①友人に部屋を貸す
②貸し倉庫に荷物を預けておく
2、手続き
この準備において最大のミスがこれでした。
「仕事辞められるぜ!」「どこ行こうかなあ~」なんて二人でワキャワキャしている間に大切な準備期間をドブに流し込んでいました。
諸々の手続きは意外に時間がかかるという大前提すら忘れさせてくれる世界一周マジック!!!
なんと申請に「2ヶ月前」とか書いてあるやつが多かったのです。
そんなことも露知らず図書館で借りこんだ地球の歩き方を眺める至福の日々・・・無駄でした。
やはり諸々の手続きは3ヶ月前からしておくべきです。
たとえば引っ越し。なんと不動産屋によっては「退去の2ヶ月前には退去届をださんかい!」なんて小洒落たことが契約書の最後の方に小さく書いてあります。なので申請を出してから2ヶ月分の家賃は払わないといけないなんてこともあるようです。僕は退去の時に特に何も言われなかったんですけど、どうなるんだろう・・・
電気やガスといった契約しか頭になかったですけど、調べていくうちに意外な盲点がスライムベスみたいに湧いてきました。
・免許書の更新
なんと嫁さんの免許書の更新が旅行期間中だったのです!
気づいたのが引っ越し直前だったので警察署までいって聞いてみたりもしましたが、半年までならちょっとお金と講習を受ければいいらしいのでそうすることに。
・奨学金
夫を苦しめる奨学金。
これにはなんと猶予期間という制度があり、失職や病気などの理由がある場合支払いを一時期間だけ免除してくれるという太っ腹な制度があります。
こいつに申請するには海外へ向かう僕のような場合は留学か失職を証明するものがあれば猶予してくださるのです。
しかし、退職後(現在は有給消化中)すぐに飛び立つ我々は職場からの退職証明書が届く前(けっこうかかるらしい)にメキシコでタコスを喰っています。
電話で食らいついてみましたが、前前年度、前年度(1月から1年)で年収が300万円以上ある場合は退職証明書が絶対必要とのことでした。
なので母ちゃんにあとで送ってもらうことにしました。
・クレジットカード
海外で腹巻きに全財産を仕込んで旅をするなんていう度胸は微塵もないので、クレジットカード必須です。
いまやどんな国でもATMはあります。しかしATMにお金がないなんていうビックリイベントまであります。インド: アジア休職バックパッカー放浪記
クレジットカードの申請ですが、本人確認などけっこう面倒な手続きが多く1ヶ月近くかかってしまう場合もあるので早めに行っておくほうがいいです。あと無職だと難しいので在職中に申請しましょう!
三井住友VISAカード ・・・カードはVISAがおすすめです。JCBは使えない国が多いです。
リンク クレジットカードを使いこなせ!
・インターネット、携帯電話の解約
引越し前にNTTにネットの解約の電話をしたところ、ちょっとした工事があるとのこと。一ヶ月前に電話していたので大丈夫でしたが、引越しシーズンともなると業者がてんてこ舞いになってしまい予約できないなんてこともあるらしいので早めに電話しましょう。料金は日割りでした。プロバイダに連絡もお忘れなく。
結構聞かれるのですが日本で契約した携帯電話は海外で使うとバカみたいにカネがかかります。ちょっとYouTubeを開こうもんなら月給吹っ飛ぶなんてこともあります。
海外プランなどもあるのですが、1日2000円ぐらいの超高額プランになります。
海外でスマホやタブレットを使いたい場合はホテルやレストランのWIFIを利用するか、SIMフリー端末を買って現地で契約するしかありません。
よくわからない人には下記の著作をおすすめします。
「じゃあ、日本の携帯解約しちゃお!」と思ってみましたが、当たり前ですが解約すると電話番号・メール・アドレス帳が全部消されてしまいます。
なので前回のアジア旅行ではdocomoで最安プラン月額399円に契約を変えていきました。もちろんこれではネットに繋がった瞬間、即オーバーですのでSIMカードと電池を抜いて引き出しに入れておきました。
あと大事なのが「2年縛り」契約です。
ネットやスマホ契約をした際に「2年間お使いにいただければ・・・」みたいなことを言われたと思いますが、もし契約期間前に解約などを行えば違約金が発生するらしいので要注意です。
・予防接種
これも意外と時間がかかります。
「1本打って2週間後にもう1本」というケースが多く、かつ他の予防注射もある場合は長い期間を設けなければジャンキーみたいに打ちまくらなければいけません。
また値段もかなりかかるので海外で打ってもらうという手もあります。すごく丁寧に書かれているリンクを貼らせてもらいます。
【世界旅行術】渡航エリア別ワクチン/予防接種の種類・料金・安い場所
以上、ちんたらしていたら大変なことになる手続きでした。
もっと早く行動しておけば・・・と反省点ばかりです。
準備期間は有効に使いましょう。