世界一周ランキング~とにかく人が強烈だった国~

f:id:tetsujin96:20150205025749j:plain

27カ国を巡った世界一周。

最高に楽しい日々だったが、その中でも鮮明に残っているのは遺跡でも食べ物でもなく『人』

「やっぱり人なんだなぁ」と相田みつをみたいなことを言いたい・・・わけじゃなく、世界は相田みつを放送禁止用語叫ぶレベルな人たちで溢れているのだ!!

 

そんな強烈な人と巡り会える素敵な国をご紹介。ついでに旅であった強烈な出来事も添えて。

 

 

 

とにかく人が強烈だった国

1位、エジプトの皆様

f:id:tetsujin96:20150205025932j:plain

日本の繁華街でユニクロの服を着ている人に出会うくらいの確率で喧嘩が勃発している国・・・そこはエジプトです。


2、3人がしょうもないことで口喧嘩し始める。それを止めに人が割って入る。最初の奴らがそれに逆上して怒鳴りだす。すると止めに入った人が何故かキレ始める。見物人が油を注ぐ。道を封鎖して大喧嘩が始まる。野次馬も喧嘩し始める・・・
・・・なんか「カリオストロの城」でみたような気がする。

 

ガキには「中国人!中国人!」とまくしたてられ、兄ちゃんたちには囲まれて写真を撮られ、おばさんの越中ばりのヒップアタックをくらい、おっさんになぜか怒鳴られ、爺さんに席を変えろと無茶を言われる。


道を尋ねると知らないお店に連れ込まれ、何も買わないとみのもんたばりにおもいっきり握手され、ケンタッキーではセットが余計に運ばれてきて違うと言ったら耳を疑う音量の舌打ちをされる。

 

そりゃピラミッドもなんとなく建てたくなるぜ!!

 

カオス都市カイロとピラミッド - tabing 世界一周

 

 

 

 

 

2位、インドの皆様

f:id:tetsujin96:20150205030203j:plain

惜しくも2位なのはインドの皆様。というか北インドの皆様。というかニューデリー駅周辺に屯するインチキガイドの皆様。


ウソしか聞こえてこないので「あれ、俺がウソついてんの?」と思い「いやいや俺がウソつけるわけ無いじゃん!」となって「そもそも真実って何?」ってなるのがインド。

さすがインド哲学を生んだ国だぜ!

 

そんなインドでもとりわけ最強のアベンジャーズが揃うのがニューデリー駅周辺。
インドに降り立ったばかりのまさに鴨が葱を背負ってナンまで咥えている外国人、とりわけ日本人を好む凶悪な詐欺師たち。
「今日はストライキで駅はクローズだ」「今日はテロでトレインはストップよ」「そこは危険だから政府のツアーでしかいけない」「コンニチワ、ボクイマニホンゴベンキョウシテル」「金くれ」etc


でもでも憎めないのがインドなんだな~

 

実録!仁義なき戦い~インド死闘編~ - tabing 世界一周

 

 

 

 

3位、モロッコの皆様

f:id:tetsujin96:20150205030444j:plain

脳内がワイマール共和国なモロッコ商人の皆様がランクイン!
まるでワイマール共和国下のインフレーションのようにのたうち回る商品の価格!

 

これはとある日本人宿で話された実際の会話です(1dh=12円)
A「そのカバン良いですよね!俺も買ったんですよ」
B「かわいいよね!500dhだったわよ」
A「え~俺のは値切って300dhでしたけど」
B「うそ~ん!やられた~」
なんて当たり前。どころか・・・
A「はは~ん。今の姉ちゃん騙されてやんの!」
C「・・・俺、50dhで買ったけど」

日本よ!これがモロッコだ!!!

 

モロッコ・マラケシュの誘惑 - tabing 世界一周

 

 

 

 

 

おまけ;旅であった強烈な光景

f:id:tetsujin96:20150205031003j:plain

魅惑のアルゼンチンパーティー

ペルーで同じ宿だったアルゼンチン人のグループ。

みんな学生で男女合わせて8人くらい。ちょっとうるさいけどみんなフレンドリーで良い奴だった。
夜寝ているとなんだか頭が痛い。高山病?というか天井がグワングワンなってんだけど・・・
電気をつけてみると隣の部屋から・・・白い煙?
火事か?否!これはマリファナパーティー!!

おかげですんごい夢が見れました。グラシアス!

 

 

 

インドの駅のひととき

インドの駅で見かけるほのぼのした風景。
それはホームでションベンする子ども。
トイレにいくのが面倒なのか、ホームでするのが快感なのか知らないけど、まあ見事に弧を描いたおしっこをなさる。
ん?オヤジ、そこで何してる!

のぅわああああああ!!

 

 


火葬場の横で

インドはバラナシ。

神聖な火葬場をただただ眺める。
ガンジス河沿いにあるこの火葬場で焼かれる事こそ、ヒンドゥー教徒における最高の喜びである。
焼かれて灰になったらすぐさまガンジス河に投げ込まれる。よかったね、おばあちゃん。
そう思って流れる灰を見ていると、あれ?おっさんが浸かっているじゃありませんか!てか歯磨いとる!猛烈に磨いとる!
おっさんのうがいを聴きながら、パチパチと燃えゆく白いおじいちゃんを眺める。
嗚呼、インド最高。

 

 

 

尋常じゃないおっさん

南インドのマハーバリプラムでバスを待っていた。
糞暑い!バス停を見ると日陰の争奪戦となるインドにしては珍しく人がいないではないか。急いで駆けつけると、先客がいる。
ん?おじさんの上に雲がある。ん?あれ全部蝿じゃん!
修験僧の格好をしたおじさん。もう生まれて一回も風呂に入ってなさそうなオーラ、ベッタベタのドレッドヘアーは矢吹丈ばりに空中に直角に浮いている。近づくと猛烈なオシッコ臭。これやばいやつや!これあかんやつや!
なんせ地元のインド人すらビビって近づかない。死んだように動かないおっさんはいきなり起き上がると、犬の死骸みたいな布に座り祈りはじめた。
おっさんが動く度に蝿が唸りを上げて飛び立つ。
うん、これあかんやつや。

 

 


目玉オバハン

エジプトのケンタッキーは密集バトル・ロワイアル状態。
統制無き順番争い。ただ鳥の足を買い求めて醜い争いが勃発する。
そこで一際奇声を上げているオバハン。7割飛び出した目玉とでっぷりした身体で押し迫りながら、若い女性と戦っている。
そのあまりの気迫は、さっきまで胸ぐらつかみ合っていた恐いお兄さんたちが喧嘩を止めるほど。
いや、結局はこのオバハンが順番抜いたのが悪いんですけど・・・でもここはエジプト。キレればキレるほど、怒鳴れば怒鳴るほど得なのだ。
ということでオバハンは16人抜きくらいしてチキンをゲットした。

 

 

 


カトマンズで会った謎の日本人

ネパールのちょっと怖かった話~謎の日本人女~ - tabing 世界一周

 

一番衝撃的だったのがまさかの日本人でしたオチでした(笑)

 

 

 

 

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)

 

それにしてもランキング始めるとインドばっかだね。

ああ、嘘だと思うならこの本を読んでみてください。実録ルポです。

そしてそろそろインドに行きたい病が出てきそうな気が・・・