エアロプレスはアウトドアコーヒーで使えるのか?
『エアロプレス コーヒーメーカー』でアウトドアコーヒーやってきました。
エアロプレスはその名のごとく、空気圧でエスプレッソ風なコーヒーを淹れることができます。
簡単に言えば注射器の原理ですね。
プラスチック製なので軽量、(嵩張りますが)持ち運びも簡単です。
今回はエアロプレスでアウトドアコーヒーをしてみたので、動画で撮ってみました。
製品スペックはこちらからご覧ください
エアロプレス動画
キャンプでエアロプレスコーヒーを淹れてみた(インヴァード式)
淹れ方は動画で見てもおわかりいただけると思いますが、至ってシンプル。
①中挽きのコーヒー粉をチャンパー半分くらいまで入れて、優しくかき混ぜ30秒
②もう半分注いで優しく混ぜて1分待つ
③キャップを締めてひっくり返したあと、30秒かけてプレス
エアロプレスについての詳細はこちらの記事で書いています。
エアロプレスはアウトドアコーヒーで使えるのか?
エアロプレスはサードウェーブコーヒーの流行と共に人気に火が付きました。
理由としては、コーヒー豆本来の味が出しやすいところと、淹れ方の自由度の高さだと思います。
ペーパーフィルターでは濾し取られてしまうコーヒーオイルが味わえたり、豆の特性に応じて淹れ方をアレンジできますからね。
ですがアウトドアコーヒーでは使いやすいかどうか?を考えてみたいと思います。
アウトドアコーヒー✕エアロプレスのメリット
・アウトドアでも手軽にエスプレッソ風のコーヒーオイルが楽しめる
エアロプレスは空気圧を使ってコーヒーを抽出するため、淹れ方によってはエスプレッソ風味を出すことができます。
特に『AeroPress用DISKコーヒーフィルターFINEタイプ』のようなステンレスフィルターを使えば、圧が強まるのでより効果的です。
他にも似たような抽出方法がありますが、電動式やポンプ式になるため価格も高くなります。
・淹れ方が簡単
ペーパーフィルター並に楽ちんです。慣れれば3分かかりません。
プレスに関しては、ステンレスフィルターを使うとけっこう力がいりますが、上から体重を乗せるようにして行えば、女性でも簡単にできますよ。
・安い
4000円くらいでフルセット購入できますし、何度も使えるステンレスフィルターを買えばペーパーも必要なくなります。
プラスチック製なので高級感はありませんが、構造がシンプルなので普通に手入れしていれば壊れそうもないです。
アウトドアコーヒー✕エアロプレスのデメリット
・嵩張る
筒状のチャンパーなので、けっこう嵩張ります。
軽量ですが、気軽に登山で持っていくにはパッキングが難しいと思います。
『Able Brewing グリップ トラベルキャップ』があれば、豆をチャンパーに入れて持ち運べるので少し改善しますね。
・片付けが面倒
ペーパーフィルターに比べれば、ひと手間かかります。
キャップを外して、最後まで押し込めばポン!とコーヒー豆の残りカスは捨てることができます。
ですがどうしてもチャンパー内やキャップに残りカスがついているので、水で流さないといけません。
プレス部分がゴムなので、劣化させないためにも洗浄する必要はあります。
あくまでもペーパーフィルターと比べると手間がかかるというだけで、コーヒープレスやばパーコレーターに比べれば非常に楽ちんです。
・大人数には対応していない
容量が少ないので、ほぼソロ用だと思ったほうが良いです。
かなり濃く抽出して、お湯で割るという手もあります。浅煎り酸味系コーヒー好きはちょうどよいでしょう。
僕のように濃い目のコーヒーが好きなのであれば、ソロ用と割り切りましょう。
まとめ
エアロプレスは淹れる行程が楽しかったりもします。
理科の実験のようですので、コーヒーを飲まない子供にも大人気!
ファミリーキャンプでパパだけコーヒーを飲むには、良いかもしれません。
やはり手軽にコーヒーオイルが楽しめるのは他になかなかありませんので、コーヒー好きキャンパーはぜひ試してほしいです。
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