『NIKON AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR』で望遠レンズ特有の圧縮効果を試してみた
『AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR』を購入し、その超望遠域で最近いろいろ遊んでいる。
今回は久しぶりに都会に出たので、望遠レンズの『圧縮効果』がどれくらいのものか撮ってみました。
圧縮効果とは読んで字のごとくではあるが、被写体の奥行きが近く見える現象で、望遠レンズはこれがすごいのである。
こんな感じで、駅の高架線とか電車とかがすんごく圧縮されて見えちゃいます。
ごちゃごちゃしていて奥行きがあると、このような面白い写真が撮れてしまうのです。
こういう柱が連なっている何の変哲もない景色もあら不思議、目の錯覚のような不思議な景色になります。
これは数百m離れて撮ったものですが、木々と手前のコンクリートのオブジェが一体化しているようにも見えます。
こんな感じで、構図内ののっぺりとした一体感を出すことも可能です。
ちなみに手前ボケもかなり良い感じになります。
都市部の竹やぶの奥でこちらを伺う鹿。
手前の竹がボケながら圧縮して連なってます。
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 付属品
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望遠レンズでは、このような感じで圧縮効果を楽しむこともできます。
風景写真家の作品を見ると、圧縮効果をうまく利用した写真がよくありますね。
ちなみに圧縮効果は望遠レンズでないと撮れないというわけではないですが、被写体から離れれば離れるほど効果が出やすので、望遠レンズが得意とするところです。
北アルプスの山嶺の連なりを縦構図で撮ったら非常にカッコいい写真が撮れるんですが、このレンズを担いで森林限界を越える自信がない今日此の頃でした。
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