「NIKON AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」のサイズ感とカメラバック
あれ?この大砲みたいなの何?
レンズ沼に取り込まれ、気づいたらこんな物が届きました。
なんせキャッシュバックキャンペーンしているんだもん。
- 「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」のサイズ感
- カメラバック「Lowepro 400AW II」
- その他候補になったバックパック
- まとめ「超望遠レンズのカメラバック選び」
「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」のサイズ感
Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 付属品
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愛する我が子を運動会でも度アップでバッチリ撮るため・・・という大義名分のもと、これで我が艦隊の射程範囲はほぼ最強(24-120、50単焦点)になるというただそれだけの理由かもしれない。
大艦巨砲主義アウトレンジ殺法という幻想は、レンズ沼の住人の最初に陥る謎のイデオロギーである。
TAMRONとSIGMAの望遠レンズとも迷ったが、
・純正なのに安い~通称撒き餌望遠レンズ
あのNIKONの純正なのに、サードパーティレンズとそんなに値段が変わらない。
・純正だからAFが速い
という噂もあり、
・やっぱり純正
というただのブランド主義だったりします。
サードパーティレンズは600mmまでの望遠端であるが、こちらは200-500mmとなっています。
広角側が遠すぎて、望遠側がちょっと短いという使いづらそうな感じだが、通しでF5.6はとにかくすごいとの評価が多数。
ということで、キャッシュバックキャンペーンに押され購入。
約108mm(最大径)×267.5mm、約2300g(三脚座を含む)という巨塔。
何でもおもちゃにしたがる2歳の娘が本能的に近づかないくらいの圧倒的な存在感。
D750(840g)とあわせると3kg超え、手持ち撮影はすなわち筋トレである。
カメラバック「Lowepro 400AW II」
こんなにでかいとカメラバックが必要になってきます。
僕の用途は野鳥撮影と登山+風景撮影なので、できるだけタフで雨などの環境変化にもある程度強いカメラバックがほしいところ。
そして一番のポイントは、レンズをD750に装着したままバックに入れたい。
理由は外すのが面倒だから。
この条件だと、自然とバックパックタイプとなるでしょう。
なぜなら体全体で重さを分散して背負えるから。
ショルダーバッグタイプだと、体の右か左にバックを配置することになり、こんな重量がかかるんだから自ずと身体がねじれ腰痛の原因になる。
登山用バックパックの中に緩衝材ケースに入れて収納しようとしたが、やはり取り出しづらい=撮影が億劫=ただの重りになりそうなので辞めた。
数あるバックパックの中から「Lowepro 400AW II」を購入。
やはり信頼できるタフさを持つバックパックといえばLoweproだ。
1.5kgと重量はあるが、その分頑丈で撥水素材使用という頼もしさ。
ちなみに写真のフィルターは「Kenko 95mm プロフェッショナル NEO」です。フィルター径95mmという大きさは、それはそれは値段が張ります。
バックパックの収納部は背中部分にあり、写真のようにガバっと全開できます。
一番大きい気室は緩衝材だらけ。
この緩衝材は、マジックテープがついているので好きな形に変えることができます。
D750と24-120のキットレンズを入れてみます。
ご覧の通り、緩衝材を取り外したり、L字にすることでピッタリ収納可能。
バックパックの内寸は29 ✕15✕42.5cm。
D750(奥行き78mm)+200-500mm(267.5mm)は無理やり入った!
フードをひっくり返せばカメラにレンズを付けたまま入れることができました。
やはりこのサイズだとバックパック内寸の高さは40cmは欲しいところですね。
かなりねじ込む感じになってますが、緩衝材をうまく移動すればスッキリさせることもできます。
個人的に登山中にこの重いレンズがぶらぶら揺れると疲労や転倒の原因になりそうなので、ねじ込むくらいの安定性を持たせています。
24-120mmを入れてもまだ余裕あり。
上部のポケットやiPadが入るスペースなど、小物もかなり入ります。
登山で使う場合、一番大事なのがフィッティングです。
バックパックタイプは肩に掛けるハーネスなどを自分の体型に合わせることで、荷物の重さを分散し、歩きやすくできます。
フィッティングは写真のようなベルクロを引っ張って調整します。
これが予想以外にしっかりフィッティングできたので驚き。
登山用バックパック並にしっかりした作りになってます。
登山のように「重いものを上に」といったパッキングの基本は重くて長いレンズのため難しいので、ハーネス等のフィッティングが非常に重要になるので助かります。
バックパックのフィッティングはこちらを参考に!
三脚ホルダー付き
購入の決め手となったのがこれ。
ウエストベルトを止めたまま、くるっと回せばそのままアクセスできるというカッコよさ。
実際は超望遠レンズなどを入れると重さでずり落ちそうになるのでちょっと怖いですが、慣れたら大丈夫でしょう。
バックパック底がかなり厚くしっかりしているので、バックパックをクルッと回してお腹に当てればしっかり固定できます。
これはかなり考えているなあと思いました。
その他候補になったバックパック
400AWの残念なところはデザインが『THEカメラバックパック』というところ。
Loweproは質実剛健というカメラバックにおいて一番求められるレベルを追求するあまり、デザインのことなど一笑に付す職人気質な外観をしておりまして、タウンユースしようものなら結構威圧感があります。
コスパ命な僕としましては、カメラバック専用よりもタウンユースなど普段から使えたら一石二鳥ではないか!ということで他のバックパックも調べてました。
Manfrotto カメラリュック Manhattanコレクション 26.5L バックパック ムーバー50 三脚取り付け可 15.6インチPC収納可 撥水素材 MB MN-BP-MV-50
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 付属品
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同レベルの大きさのバックパックなら、Manfrottoのモデルはタウンユースもできそうなイタリアンデザイン。
内寸:高さ49cmx横幅30cmx奥行18cmで望遠レンズも収納可能です。
ド田舎在住ですので現物確認ができないため、撥水素材の質感や耐久性なんかがわかりにくかったのでLoweproにしましたが、レビューを見ているとそんなに心配することもなさそうです。
懸念点としてカメラバックはけっこう酷使しますので、経年劣化したら見栄えが悪そうなところ。
男という生物は経年劣化という言葉が大好きでして、リーバイスのデニムやレッドウィングのブーツなんかボロくなったほうがかっこよい。
Manfrottoのこのバックは、経年劣化しちゃうとダサくなるタイプに思えました。
Loweproは経年劣化すると玄人感が出るタイプだと思います。
まあこの辺は感覚ですが、世の男性陣はわかっていただけるかと。
こちらもネットで高評価なEnduranceのバックパックですが、サイズが大きいのと値段も高いため却下。
バック側面からレンズなどを取り出しできますが、なんか落っこちそうで怖い気がしました。
ネットを隈無く調査した結果、Loweproの背面からの取り出しが安全かなと思った次第です。
まとめ「超望遠レンズのカメラバック選び」
超望遠レンズとなると、持ち運びが大変で、しかも高価なので気を使います。
ということで、サイズが大きくてタフな素材のバックパックが必要になります。
さらに超望遠レンズともなると付属の三脚なども大きくなります。
となるとカメラバック専用モデル一択となり、あとはデザインや取り出し方などから好きなモデルを選ぶことになります。
しかしカメラバックパックは都心のヨドバシカメラでも行かないと現物はほとんど拝めません。
ネット散策した結果、超望遠レンズ用のバックパックは上記の3点が人気のようです。
もっと安いモデルや高いモデルもありますが、10000~20000円程度の商品が安全性とコスパを考えると選択肢になると思います。
「NIKON AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」のレビューはまた次回
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