「NIKON AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」で廃校をスナップ撮影してみた~寄り写真編~
前回は望遠レンズの圧縮効果をまとめてみましたが、今回は望遠レンズらしい寄り写真です。
ちなみに大砲レンズ(Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR)でのスナップ撮影ですので、手首が捻じり切れそうになりました。
廃校ですが、窓からかつての賑わいの形跡が垣間見れて、哀愁倍増しております。
レンズ的には、寄れば歪みも少なくバシッと切り取れる感じです。
前ボケがここまで良い感じになるとは・・・新たな発見!
たぶん僕が学生時代に一番見つめたのは時計でしょうね。
真面目に勉強すればよかった(笑)
ソール・ライターの写真を見て、望遠の良さを再確認しました。
けどソール・ライターも、こんな大砲を手にしてスナップ撮影はしてないでしょう。
とても好きな写真、小学生の頃って模造紙にでっかい絵とか書かされましたねえ。
「あいさつをしよう」みたいな啓発ポスター作らされたなあ。
おそらく・・・
田舎の学校にしか無いであろう焼却炉。
僕が低学年の頃は、ゴミをバンバン燃やしてましたけど。
今はアウトでしょうね。もう令和か・・・
土壁
錆
残照
我が子にも、仲よく助け合う明るく元気な子になってほしいものです。
最近は、カメラを向けると逃げるか変顔をするようになってしまいましたが。
以上、寄り写真でした。
望遠レンズの本領発揮ですね。
一応、スナップ撮影気分でしたが、とにかく重いし手首がだるいしで大変でした。
ですが、やはりこのレベルの大砲レンズでこういった普通の景色を撮ることは、非常に新鮮で楽しかったです。
なんせ目を200-500mmにして景色を散策するんですからね。
脳の今まで使ってない部分がビリビリしました。
望遠レンズはあまり使う機会がないので、こういった楽しみ方もあるよという提案でした。
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「NIKON AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」で廃校をスナップ撮影してみた~圧縮効果編~
こちらの大砲レンズ(約108mm最大径×267.5mm、約2300g)で、スナップ撮影してきました。
もはやスナップ撮影とは言えないかもしれませんが、圧縮効果をいろいろ試してみたくなりまして。
あとせっかく買ったのにほとんど使う機会がないというのも理由です(笑)
よく見る圧縮効果の写真っていつも大都会の景色ばかりですよね。電信柱とか坂道とか。今回は、ド田舎で圧縮効果を嗜むというマニア向けの写真になりますのでご注意を。
写真はJPEG撮って出し、720✕480サイズまで圧縮しています。
望遠レンズの圧縮効果は有名ですが、専門的にいうと圧縮効果は望遠レンズの特性ではなく、距離で決まるらしいです。
しかし望遠レンズだと「わかりやすく」圧縮効果を得られますね。
圧縮効果とは、近い景色と遠い景色の距離感が喪失されることで景色全体が圧縮して見えることです。
この写真なんかは良い例で、手前のゴールポストから遠くの山までがかなり近い距離にあるように見えますが、実際の山は数キロ先にあります。
この写真も50mくらい離れたところから撮っています。
建物の凹凸が圧縮され、扁平でベタッとした感じになります。
このように、普通の写真では得られないちょっと変わった変化を楽しむのが望遠レンズの嗜みでもあります。
なんせ高かったからね!
ちなみにこの廃校は、よく家族で行く温泉の近くにあります。
田舎は小中学校がどんどん廃校になっており、こんな立派な建物が使われなくなってしまっています。
悲しいなあ。
このちょっと廃れた感じが、写真的には良くもあります。
雑草に覆われる自転車置き場。
前ボケがボッケボケになるのも望遠レンズの良いところ。
しかしこの大砲を担いでしゃがんで撮るのは、もはや筋トレです。
カメラ含めて3kgほどありますからね。
ノスタルジックさと哀愁漂う草むした道。
中国山地はこういった風景があちらこちらにあります。
そんな中でも植物は旺盛に成長している。
人口減少社会に突入した日本の中でも、特に顕著な少子高齢化で覆われている中国山地。
最近では植物や野生動物が、人間の住む領域を蚕食しています。
なんせ国道で熊出ますからね。
モノリス
以上、「Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」で廃校スナップでした。
次回は望遠レンズらしい寄り写真in廃校です。
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RICOH GR✕津和野
島根県津和野町にて「RICOH GR」でスナップ撮影してきました。
薄っすら雪が積もった津和野の小京都と呼ばれる古い街並みとともに、ハイコントラスト白黒で撮ってみました。
友人に誘われて津和野の「狐の失せ物探し行列」を撮りに来た次第。
イベント前後は友人たちとフォトウォーク。
GRは本当にフィルムっぽい
こういう明暗くっきりしたのは、ハイコントラスト白黒で映えますね。
太皷谷稲成神社へ続く鳥居を歩む
初代RICOH GRは、APS-Cセンサーで1620万画素。
さすがにちょい古コンデジなので、カラーだと厳しい気もする。
そもそもモノクロ専用機として買ったので、撮影写真の95%はモノクロとなっている。
太皷谷稲成神社にて。
雪が溶け、辺り一面まばゆい光で覆われており好都合。
寒かったけど
こういう写真は一眼レフカメラだと面倒なんですけど、GRならほら簡単に!
コンデジが苦手とするダイナミックな風景写真も、ハイコントラスト白黒で良い絵になります。
津和野といえば鯉が有名なんですが、この日は寒すぎたのか微動だにせず。
シルエットだけだとアナハイム社製に見える鷺舞像
小京都ながら教会もあります。
これが本命のイベント。
本命はこちら
そしてこちらも。
最近はフィルムカメラとGRの二刀流となった。
本命はフィルムカメラ、GRは記録用としても使えるし、遊べるカメラでもあるので、デジタルらしい楽しみ方もできる最高の組み合わせ。
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