旅のアイテム トレッキング装備編
旅のアイテム
ファミコン全盛期に生まれた僕は、スーファミ、たまごっち、プレステ、携帯電話、スマホと共に生きてきました。
我が世代は溢れゆく物の中で自分好みにカスタマイズするという術を心得ていると思います。もちろん予算内であるというのが大前提ですが。
実は選択肢が多いという事を人間は本能的に嫌がるらしいのですが、そこはインターネットさまさま。調べれば何となく答えに行き着くわけで、少ない少ない予算をいかに有効かつ後悔ないよう、そして盗まれても諦めがつくよう血のにじむ思いで選びに選びぬきました。
前回のアジア旅行では重い荷物をインドの砂漠で投げ捨てようかと思ったくらい辛かったのでできるだけ軽くしたかったのです。今回は二人なので荷物も軽くなるはずだと。
そう思いきや今回はトレッキングも行うのでその装備を入れるだけですでに8キロ近くに。
まあ世界の美しい風景を肴に酒でも飲みながら・・・みたいなのが旅の目的でもあるのでこれは仕方がない。
ということで予算&わがままのせいで憧れのウルトラライトは断念し、昔ながらのバックパッカースタイルになりました。
トレッキング用装備
南米やヨーロッパでトレッキングをする予定。
休みには山々を駆けまわっていたので登山装備はほとんど買いたしていません。
登山装備は命にも関わるものなので、ここはケチらず日本でちゃんとしたものを買っていくことにしました。
バックパック
MACPAC グリセード クラシック 75L 中古30000円
軽くしようとか言った舌の根も乾かぬうちに3キロもあるバックパック。
しかしアズテックという繊維技法で甚だ頑丈&水に濡れると締まって浸水を許さないという男心をくすぐるので買っちゃった!
macpacはアウトドア大国のニュージーランドで生まれたメーカー。気分はオールブラックス。
Berghaus FREEFLOW 30+6 13000円
嫁さんのバックパック。色は水色です。一応可愛らしい作りに仕上がっています。
盗難防止というか盗む気をなくさせるために100均のかわいいアップリケがこれでもかと貼ってあります。泥棒さん見逃してくれ~
寝袋
モンベルアルパインダウンハガー#2,#3 20000円、15000円
2つとも1・5キロちょい。予定ではトレッキングを南半球、北半球共に夏に行うので-10℃まで対応しているのでいけると思ってます。
寝袋(シュラフ)はダウンと化学繊維があります。ダウンは高いけど軽い。化学繊維は安いけど重い。でもダウンは濡れたらアウトですが、化学繊維は多少の濡れなら平気です。
一応ダウンにはしましたが少し旧式のものであるため重いです。その分安かったですけど。
オススメはモンベル。値段も安いしストレッチ性抜群なのでヒョロノッポで寝相が悪い僕には最適です。
レインジャケット
mammut ウインドストッパーウィンタートレイルジャケット 16500円
好日山荘のアウトレットコーナーに埋もれていたMAMMUT。
高嶺の花と思っていたけどお手頃な価格になっていたので買っちゃいました。
雨だけでなく風もしのげるのでアウターとしてバンバン使います。
たとえ登山などをしなくてもちゃんとした登山メーカーのレインジャケットは必要だと思います。
急な天候変化なんか毎日の場所ではこういった万能かつ高機能なアウターが一枚あるだけでもかなり心強いです。
あとヨーロッパの都市部にも向かうのでそれなりの格好も必要になりそうですが、一張羅はバックパックの肥やしになりそうなのでこいつを流用する算段です。
mont-bell ストームクルーザージャケット Women's 18000円
嫁さんにもレインジャケットはしっかりしたものを買ってもらいました。これも水色。
うっすい生地ですが、この一枚があるかないかで命を分けるなんてことも大げさではないです。
mont-bellの製品はどれもコスパ最強ですが、とくにストームクルーザーはこんなに良いものなのにここまで安くていいのかと思います。企業努力を思うと夜な夜な枕を濡らしています。
ダウンジャケット
(夫:モンベル 13000円)(嫁:ミレー 9000円)
ダウンはその軽さとコンパクトさにも関わらず、ものすごい暖かさを提供してくれる優しい奴ですが水に濡れると無力になるのでアンパンマンみたいな奴だと思っていただければ。
使わない時はバックの底に丸めて突っ込んどけるのでパッキングが楽で助かります。
嫁のミレーのダウンジャケットはAmazonのタイムセールで格安で買えました。Amazonさんには足向けて寝れません。
靴
初めて買った登山靴。テント泊装備し始めたらソールが弱すぎて足の負担が半端無かったので押入れの番人になっていましたがここで復活。
初心者用の登山靴なので重い荷物を担いでの使用に不安はありますが、重登山靴の重さと履き難さを考えてこちらにしました。
果たしてソールが持つでしょうか?
時計
CASIO PROTREK PRW-2000 中古13000円
G-SHOCKで有名なカシオ先生の登山用時計です。
方位計、高度計、温度計、目覚まし、ワールドタイム機能などなど小さいくせに大活躍です。
とくに方位計。ごちゃごちゃしたカトマンズとかではすぐに地図から我を見失ってしまいましたが、方位計で何度も生還しました。
あと高度計はエベレストトレッキング中に5000m超えを確認できて何となく楽しかったです。
ストーブ
SOTO MUKAストーブ 17000円
寒い時のためにストーブ・・・ではなくて料理用のコンロです。
これがあればトレッキング中でも物価の高い国でも自炊できます。経済的です。嫁の腕次第ですね。
ストーブにはガス缶のものとガソリンのものがあります。
ガス缶のほうが軽いしすぐ火がつくので便利ですが、ガス缶なんか先進国でしか売ってません。日本でもアウトドアショップか大きなホームセンターにしか置いてません。
MUKAストーブはホワイトガソリンはもちろん、自動車用ガソリン、灯油でもいけるので補給は完璧です。ガソリンストーブは火力も強いし、なにしろSOTOは日本メーカーです!外人に自慢しまくってやります。
クッカーセット
メーカー不明 1200円
アルミ製です。ヤフオクで激安で買いました。
クッカーといえばアルミかチタンでしょう。
アルミは安いし料理がしやすいですが重いです。チタンは焦げ付きがありますがメッチャクチャ軽いしカッコイイです。けどアルミの2倍近くのお値段がします。
カップ
富士山五合目で買ったおみやげ 600円
バイクツーリングで富士山五合目に立ち寄った際、世界遺産記念と書いてあったのでおみやげに買いました。帰ってよく見たら「世界遺産記念」という字はシールでした。
やはり日本の心も持って行こうと富士山カップを選びました。重いです。
マット
ホームセンターにあったマット 400円
テント内に敷く床であり畳です、
本来なら などを使いますが、ここは節約してどこでも売っているマット。
断熱とか遠足の時のシートで使うアレです。
薄いし軽いですがけっこう快適です。そしてかさばりません。
バックパックを広げ最初に筒状にして突っ込めば全くかさばらないし、泥棒さんにナイフとかで穴を開けられても多少平気かと思います(^O^)
コーヒー
洗って何回も使えるコーヒーペーパー
わずか4g。コーヒーは欠かせません。
コーヒーの粉さえ手に入ればムカストーブで沸かしたお湯でどんな場所でもマイ喫茶店に早変わり。
世界中の絶景でコーヒー。ラバラ~ラ~ラ~♪
以上、トレッキング装備編でした。
ひとまず最低限の装備は揃えたと思います。
やはり高機能かつ軽量となると費用がかさみますのでこの辺が妥当と踏みました。
本格的な登山ではなく、登山道、ハイキングコースでのトレッキングが主なので 大丈夫かなと思います。
登山だけが目的ではなく、さらに長期の移動を要する旅行での仕様を求められるのでなかなか難しいところです。
※追記
【持ち物リスト】世界一周を終えてからバックパッカー装備をとことん追求してみる
世界一周を終えてすべての装備を再考察してみました。