ブエノスアイレス-ウルグアイのフェリーはバブリー!!!

3月19日

 

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朝10時、ピクサーのアニメ映画が良い所でバスはブエノスアイレスに到着した。

大都会である。

サンティアゴ以来、久しく都会に至っていなかったのでビルの多さに驚く。

さすが南米最大級の都市。

人口300万人、周辺も含めると1000万人もいるのだ。

1000万人が一日何Lのマテ茶を飲むのか想像できない。

 

しかしブエノスアイレス

南米のパリともいわれる美しい都市だが、治安が非常によろしくないという。

パタゴニアでは一眼カメラむき出しでルンルン歩いていたのだが、そうもいかない。

 

リオ・ガジェゴスで飛行機かバスで迷うだろうと想定して宿の予約はしていなかった。

まあ何とかなると思い、バスターミナル周辺の安宿に向かうももちろん満室。

フル装備で歩くブエノスアイレスの町。つらい、つらすぎる。

 

 

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立派な喫茶店で休憩。

WIFIでいろいろ調べることに。

マドリード行きまで6日ほどあった。

ブエノスアイレス、というかアルゼンチンはUSドルを持っていないとバカを見るのだが、そのUSドルがリオ・ガジェゴスからのバスで桜のように散った。

ウルグアイでUSドルがATMでおろせると聞いていたので、近くだしせっかくなので行ってみようと思っていた。

ていうか行かないと暮らしていけなかった。

ブエノスアイレス対岸にあるコロニアル・デ・サクラメントという町まではフェリーが出ている。

1時間位だ。

そして此奴が元木大介がびっくりするくらいの曲者で、異常に高いのだ。

 

 

実際に歩いてフェリー乗り場に向かう。

フェリー乗り場は2つあるのだが、一番近かったブケバスというオフィスへ。

けっこう歩いてヘロヘロになりながら値段を聞くと一人500ペソ!!5000円もするじゃんか!!

往復だと少し安いらしいが、まさかこんなに高いとわ!

少し前のブログ情報では3000円くらいだったのだが、ここ最近のインフレの凄まじさで見るも無残なことになっていた。

もう夕暮れだし、仕方なく2人で行くことに。

USドルを下ろすだけならば、夫婦や友人と旅行中の人たちは代表者一人で日帰りで行くべきである。

 

 

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18時の便に乗る。

イミグレーションはアルゼンチンとウルグアイの出入国が同時に出来る。

巨大フェリーに乗り、茶色のラプラタ川を行く。

 

 

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長旅の疲れと久しぶりのフル装備歩きと予想以上の出費で呆然としていたら、コロニアル・デ・サクラメントについた。

 

 

フェリー乗り場にあるATMへ。

100ドル札しか下ろせないが、USドルが出てくる。感動だ。

手数料が6ドルだが、300ドルまでしか出せない。

ほかほかの大枚を財布に詰め込み、真っ暗な町を歩き出す。

ブエノスアイレスより格段に田舎でインフレも粗末だが、治安は良さそうだ。

大通りのユースホステルにたどり着く。

すぐさま、スーパーへ。

アルゼンチンより物価は高い。

もちろん喰らうはステーキである。3日の肉断ちで禁断症状が出かかっていた。

とても静かなコロニアル。久しぶりのベッドでゆっくりと眠る。