世界一周旅カメラは『どんな写真を撮りたいか』で決めよう!【随時更新】

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旅の準備で一番困ったのがカメラ選びだ。
旅に持っていくカメラとなれば、何でも良いというわけにはいかない。
海外では携帯性、防犯、防塵性などなどいろいろと問題が多いからだ。

もちろん安い買い物ではないから失敗はできない。

※記事上の写真はすべて筆者が撮ったものです。ご一緒にどうぞ。

 

僕が行く前に考えに考え抜いて選んだのがOLYMPUS OM-D E-M5

当時、ミラーレス一眼で最高の画質を誇り、さらに防塵防滴仕様というまさに旅カメラ!

・・・だったのだが、そんな相棒はシャッターボタンが引っこ抜けてしまい、安全ピンを使う羽目に。

メンテナンスをしていなかったのもあるが、防塵防滴の堅牢なカメラであるはずなのに信じられないことが起こり続けた。まあこれが旅ってもんなのかな?

そんなカメラだが、世界一周を終えたからこそ見えてきたことがあった。
今日は旅カメラ最終論として、僕が思ったことを連連と書きなぐってみよう!

 

 

 

何を撮りたいのか?を考えよう。

まずは僕のカメラについて振り返ってみる。

旅立つ前は携帯性や画質などの機能面ばかり気にしていたが、旅カメラを今になって再考してみると「撮りたいものによってカメラを選ぶ」という視点が大切なのではないかと思った。

 

たしかに旅カメラは携帯性や堅牢性が大切なポイントだ。
なぜなら重い荷物を担いで世界中を歩き回るというバックパッカー旅では、常にたくさんの問題を抱えている。バックの重さを耐えながら歩き続ける疲労、埃や塵が舞う悪環境、気が置けない治安・・・などなど日本では考えられない問題が多々あるからだ。
なので僕はOLYMPUS OM-D E-M5を選んだ。

これはサイズが小さい割に素晴らしい画質を誇り、さらに防滴防塵仕様なので多少乱暴な環境であっても変に気を使うことはない(はずだったんだけど)
だからカメラについてはアクシデントはあったが、特に不満はなかった。良い奴だった。

 


問題はレンズ だった。

 

Panasonic マイクロフォーサーズ用  14-140mm F4.0-5.8 高倍率ズーム G VARIO HD ASPH. MEGA O.I.S  H-VS014140
 

以前の旅で標準レンズだけでは物足りなさがあったため、この通称「便利ズーム」を選んだ。

これなら一本で広角から望遠まで幅広く扱えるからだ。自然の風景は広角で、人や動物は望遠で、という感じで画角には大満足で今まであった「あ~足りない!!」っていうのはなくなった。

 

しかし反面このレンズはものすごく暗い

レンズが暗いと光が取り込みづらいので、シャッタースピードが遅くなりブレやすくなってしまう。これは望遠レンズだと作りが複雑になってしまうため仕方がないことなのだ。

だが僕は画よりも構図に重きをおいているため、この便利ズームをチョイスした。
構図は好きなだけ選べるし晴れた屋外なら問題なく使えたのだ

 

が、屋内や夜間はとても厳しかった。僕のカメラはISOを上げても1600くらいまでが許容範囲だったので、三脚を持っていない僕には技術の問題もあってかなり難しかったのだ。
特に屋内の料理の撮影は難儀した。食事はいつも屋台中心だったのでとにかく暗かったからだ。

 

そしてこの旅で気付いたのが、スナップ写真のおもしろさだった。

モロッコで何気なく撮った1枚の写真。カメラを構えずに胸にぶら下げたままでシャッターを切ると、とても面白い写真が撮れた。

それからというもの、長期滞在する町ではスナップ写真を撮って過ごした。これなら見慣れた町も飽きなかったからだ。

 

しかしスナップ写真だと、このOM-Dでも「大きく」感じた。

スナップ写真は町中の風景を感覚的にパシャッと撮るので小さければ小さいほど良いと思ったからだ。それに一眼タイプだと人に威圧感を与えやすい。
レンズが暗いので暗い道や悪天候の下ではブレ過ぎてしまうこともあった。

 

カメラやレンズにはそこまで強い不満はなかったのだが、この旅でカメラ選びは「どんな写真を撮りたいか」ということが一番大事なポイントであると思ったのはこの時だった。
もしお金が余り有る人なら高性能なカメラやレンズを何個も買えばよいが、僕のような貧しい無職旅人だとそうもいかない。

 

「何を撮りたいか」がわからないのなら、旅に出る前に近所を散歩しながらスマホでも良いのでとにかく写真を撮りまくってみることだ。
たくさんの写真を撮り、帰ってからじっくりとその作品を眺めてみる。すると自分がどんな写真が好きかというのが少し見えてくると思う。


例えば花を撮るにしても、度アップが好きな人もいれば、花畑で遊ぶ子供を撮る人もいる。犬を撮るならば、陽だまりで昼寝する犬が好きかもしれないし、野山を駆け巡るワイルドな姿が好きかもしれない。

まずは自分が好きな写真を知ることから始めよう。

 

 

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どんな写真を撮りたいかで選ぶおすすめカメラ

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ではどんな写真が好きかわかったら、今度はそれにはどんなカメラが向いているかというのが考えどころだ。これからたくさんある写真の中から少し例を挙げてみよう。

 

 

町中を散歩しながらスナップ写真が撮りたい

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街行く人や料理やおしゃれな店などなど、自分の足で歩いて気に入った風景をパシャッと撮るスナップ写真。

このスタイルが好きだという人には、小さくて明るいカメラやレンズがおすすめだ。


道行く人や町中の景色を撮るということは、撮られる側に不快な念を与えたり勘違いされることだってある。

ちゃんと撮影のお願いをするのがマナーかも知れないが、何気ない日常の風景を写真に収めたいという気持ちもあるのではなかろうか。

 

そんな時にいかつい一眼レフを構えるのは周りの人にプレッシャーを与えやすい。
さらにスナップ写真はその瞬間こそが命なので、いちいちバックから取り出したりする暇はない。なので携帯性を大切だ。

 

 

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この写真はファインダーを覗かずに適当にシャッターを切ったもの。
いろんな角度で撮るので偶然に面白い写真ができたりする。こんな時も一眼レフタイプだとなかなか難しかった。いくらミラーレス一眼とはいえやはり大きいのは大きい。


なので特におすすめは携帯性抜群のコンパクトデジタルカメラ。
その中でも高級コンデジと呼ばれるタイプだ。最近はセンサーが大きめのAPS-Cのものまである。

画質は言うまでもない高レベルで、エントリーモデルの一眼レフデジカメラの上をいくモデルが多い。

最近はコンパクトカメラがスマホのせいで売れなくなってきているため、各メーカーがこの高級コンパクトデジタルカメラの分野でしのぎを削っている。

 

デメリットは値段が高いのと、レンズ角が固定式のものが多くズームが出来なかったりすることだ。しかし裏返せばレンズが固定式というのはそのカメラのために最高のセッティングが成されているということである。

 

スナップ写真ではそこまでズーム機能は必要ではないと思うので、自分の足を使って撮影を楽しめる。プロでも単焦点レンズを使って写真の練習をするというので、写真技術のレベルアップも狙えるだろう。

 

 

 

高級コンデジ・ブーム火付け役といえばソニー。

もうこれさえあればというレベル。

コンパクトで一眼レフカメラばりの写真が撮れてしまう優れもの。

値段は高いが、重い一眼レフとレンズと付属品を持ち運ぶことを考えると、結果的にコストパフォマンスはかなり優れている。

またコンパクトなので、自撮りがしやすく、インスタグラムなどのSNSとの相性は抜群。

 

 

 

スナップカメラといえばこのGRだ

コンパクトカメラなのにAPS-Cサイズのセンサーを持っている。これは一眼レフデジカメで使われているセンサーだ。それがこのポケットに入る大きさ。

 

 

このクラシックな佇まいに35mm固定レンズ。

思わず散歩に行きたくなるカメラ。スナップ写真好きに好評なカメラの一つ。

ちなみにクラシックな見た目のカメラは、泥棒さんに狙われにくいという副次的な効果があるのは有名。

 

 

 

大自然をダイナミックに撮りたい

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自然や風景が好きという人はやはり一眼レフデジタルカメラがおすすめだ。
ウユニ塩湖では「やっぱり良い一眼デジカメ持ってくればよかった」という後悔の念をよく聞いた。


一眼レフデジタルカメラの強みはウユニ塩湖のように、朝日や日没、星空などを撮る時だと思う。これはかなり難しいので技術的な問題が大きい。かくいう僕もバルブ撮影とか難しくてよくわからないので、夜景の撮影は苦労した。


しかし機能が良い分、必然的にサイズは大きくなり値段も張っていくのがカメラというもの。特に最近はミラーレス一眼やコンパクトなフルサイズモデルが雨後の筍のように湧いているのでかなり悩むところだ。

 

ミラーレス一眼

最近一眼レフデジタルカメラのシェアを猛烈に食らっているミラーレス一眼。
ミラーを排除することによってサイズを小さくし、携帯性と価格を抑えることができるカメラだ。
レンズも小さいので安く購入できる。オリンパスやパナソニックのミラーレス一眼はレンズの種類も豊富だ。


さらに最近はプロがサブ機に使うようなモデルまで出てきている。
そしてこの一年でついにフルサイズのミラーレス一なんかが出てしまった。技術の進歩は果てしない。

 

 

驚きの「フルサイズ」ミラーレス一眼。

SONYここまでやるか!と世界を驚かせたモデル。

フルサイズのサイズというのはセンサーの大きさのことだ。

簡単に言えば光を取り込むセンサーが大きければ大きいほど、明るく高精度な写真が撮れるし、室内などでも手ブレしにくい。

元来、フルサイズはプロが使うような重くてガッチリしたカメラしかなかったが、ソニーがそれをミラーレス一眼サイズまで小さくしてしまったという恐ろしいカメラでもある。

αシリーズは日々進化しており、2018年「α7III」なる化け物コスパ最強カメラが出た。

個人的には、α7シリーズの旧製品の値段が下がってきているので、高画質かつコンパクトという最強旅行カメラの筆頭に挙げられると思う。

 

OLYMPUSのフラッグシップ機。

とても小さいのにプロでも驚く画質。防滴防塵仕様で、オリンパス得意の手振れ補正に強いという、少々荒い使い方になってしまう世界一周旅行には最適なカメラの一つ。

そして一番のオススメポイントは、マイクロフォーサーズのレンズは安い!ということ。

一眼レフタイプのカメラはレンズを買わないといけないのだが、このレンズが本体より高いことが当たり前。

ニコンやキャノンのフルサイズ機用レンズは、広角や望遠ともなれば20万円以上からという驚くべき世界。

だが一本のレンズですべてを賄うことは出来ず、さらにもっと高画質を求めてしまうのが人の業というもの。

そんな中で、オリンパスとパナソニックが共同開発したマイクロフォーサーズは、対応レンズが安いので非常にコスパがいい。

10万円も出せばかなり高性能なレンズを手にすることができる。画角や画質にこだわりがある人は、レンズを何本か持っていくことになると思うので、マイクロフォーサーズは非常におすすめだ。

 

そして2019年からはフルサイズミラーレスカメラ戦争が勃発!

ついにニコン「Z6」とキャノン「EOS R」がフルサイズミラーレスカメラを発売し、さらにシグマや富士フィルムも続く様子。

カメラはどんどん小さくなり、スペックと値段は跳ね上がっているが、軽量かつ高画質を求めるユーザーが多い世界一周旅行用カメラの完成形に近づいているように思う。

だが、値段がなかなか現実的ではないので、新製品が出たあとの旧製品値下がりが一番の狙い所!

 

 

エントリーモデル

こちらはレンズとセットで5万円くらいから買えるモデル。
サイズはミラーレス一眼よりは大きいが、片手で持っていても平気なレベル。
欧米人はなぜかこのモデルを持っている率が高い。

 

 

Nikonのエントリーモデル。

低価格ながら、WIFIやタッチパネル操作も可能なので、若い人にも扱いやすい。

さらに安いエントリーモデルであれば、「D3500」などもある。

各メーカーが(ミラーレスカメラも含め)エントリーモデルを出しているが、あくまでも廉価版なので画質や機能が中途半端なところは仕方がない。

安いという理由だけでエントリーモデルを選ぶのであれば、上述の高級コンパクトカメラを買ったほうが良いと個人的には思う。

 

 

ミドルクラス

この辺からプロが使うモデルが出始める。

画質はもちろん良いが価格は言うまでもない。もちろんレンズもそれなりのレベルが必要になってくる。ボタンも多いし設定も難しい。
ちなみに大きくて目立つので泥棒さんに狙われやすい。 

 

Canonのミドルクラス。

センサーがAPS-Cサイズなので、エントリーモデルやマイクロフォーサーズなどの安いモデルより高画質になっている。が、その分本体が大きくレンズは高い。

旅行中出会ったかなり写真に凝っている人たちは、このミドルクラスが多かった。やはり値段や大きさを考えると、世界一周旅行という範疇ではこのあたりが限界のようだ。

特に夜景や自然風景を三脚でガッツリ撮影するような人は、APS-Sサイズのカメラがレンズの画角共に丁度良いと思う。特にウユニ塩湖の撮影では、大きなセンサーサイズと三脚のセットの重要さを感じた。

もちろん、「SONY α7シリーズ」のようなフルサイズミラーレスカメラや「OLYMPUS  OM-D M1+PROレンズ」であれば、このミドルクラスと同じかそれ以上の画質を期待できる。

値段的にも同じ程度なので、こだわりがなければ本体サイズが小さい方が旅行カメラとして有利であると思う。

 

 

 

アウトドアを駆け巡りながら写真を撮りたい

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世界の大自然に挑む旅人には、アウトドアマン御用達のタフカメラがおすすめだ。
防水、防塵、対ショックという機能を持ったタフカメラはかなり乱暴に扱えるのでG-SHOCKのように気兼ねなく使える。

これなら山や川、砂漠でも気にせず使えてしまう。シュノーケリングくらいなら海でも十分使えるモデルも有る。
アウトドア派の人は極力荷物を少なくしたいはずなので、大きさもちょうどよいモデルが出揃っている。

 

使い勝手が良いのでサブカメラにも丁度良い。
どの企業も同じようなスペックを持つのでデザインで決めるのも良いかと思う。

 

 

防水性能15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃に耐結露が加わった充実のタフ性能。

なのでシュノーケリングなら海中でも撮影できる。

登山などのアウトドアではありがたいGPSトラッキング機能があり、撮影時の緯度・経度、温度、標高(水深)などあらゆるデータを取得可能。旅の思い出を振り返るにはもってこいだ。

あとこの手のタフカメラは、マクロ撮影といってかなり対象に近づいて撮影できるため、レストランの食事や花や昆虫なども一眼レフカメラより撮影しやすい。

 

 

旅の思い出を動画で記録したい

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旅の景色を動画で記録したいのならGoProだ。
デジタルカメラで動画撮影もできるが、やはりGoProの映像を一度見てしまうと虜になってしまう。特にスポーツや祭りで動画を撮りたいのなら迷わずGoProだ。

 

 

欧米人にはかなりの人気で、スポーツはもちろん観光の時にも自撮り棒をつけて自分たちや風景を撮影していた。

かなり小さいのにタフカメラ同様の頑丈さで、さらに高画質な写真まで撮れるので、これ一台でほとんどのことが出来てしまう。

 

 

最近はデジタルカメラでも4K動画撮影が可能となった。

このモデルはカメラとしてもかなり高性能なので、まさに一石二鳥なアイテムだ。

他にも「SONY α7S」は超高感度カメラなので夜景を動画で撮りたい人には特におすすめ。 

 

 

料理や雑貨が撮りたい

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美味しそうな料理やかわいい雑貨が好きならば、まずは明るいレンズを持ったカメラがおすすめ。
ガイドブックのように可愛く撮るにはストロボなどが必要な場合もあるが、旅先ではそれはなかなか難しい。明るいレンズを持ったカメラなら、うまく自然光を使うことによって綺麗に撮ることができる。

 

そして「寄れるカメラ」であることもポイントだ。

よく被写体に近寄ってシャッターを切ろうとすると、ピントが合わなかったりシャッターが下りなかったりすることはないだろうか?
これはカメラやレンズには最短焦点距離というものがあるからだ。これは被写体にどこまで寄ってピントが合わせられるかという値だ。

マクロレンズは最短焦点距離が小さいのでかなり近づいて写真が撮れる。

 

明るいレンズの見分け方はF値。

この単焦点レンズでいうとF1.8と書いてある。

購入時セットの標準レンズだとだいたいF4前後だ。

F値は小さければ小さいほど明るいといえる。明るければ先ほど言ったように光を沢山取り込めるのでシャッタースピードが速くなるし、大きなボケを作ることができる。 これで優しいふんわりとした写真が撮れる。

スナップショットにもおすすめだ。

 

 

マクロレンズはとにかく寄れるので、商品用の写真や昆虫・植物の撮影などにも使われる。普通のレンズのような、料理や小物の撮影で立ち上がって撮ったり、ピントが合いづらいということがない。

かわいい雑貨を撮るときなどは特に活躍する。 

 

 

写真で遊びたい

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最近はカメラにたくさんのアートフィルター機能が搭載されているので、色んなエフェクトを使いながら楽しい写真が撮れる。
ただの写真ではつまらないという人におすすめだ。


撮影した写真をアプリでも編集できる。
旅先でPhotoshopを使う人はなかなかいないと思うが、素人が使うレベルでは十分すぎる高性能なアプリがたくさんある。

 

特におすすめは

Snapseed - Google Play の Android アプリ

このアプリは写真の細かい修正からHDR化やたくさんのアートフィルターが入っている。しかも無料だ。

僕はタブレットで撮影した写真をSnapseedで加工して遊んでいた。

ちなみに上の写真はこのアプリで加工したもの。雲が面白い感じになっている。

 

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この写真はちょっとビンテージ仕様にしてみた。

 

 

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こちらの仏像はモノクロとHDRのミックス。

いい感じの艶が出た。

 

このように加工して遊ぶのも楽しい。

移動時間なんかの暇な時にちょいちょい遊んでいた。

他にもインスタグラムなど写真加工アプリはたくさんあるので、お気に入りなものを探してみるのも良い。

 

 

 

人とは違うおもしろい写真を撮りたい

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今やSNSのおかげで世界中で写真があふれている。

そのような中で人を驚かすような写真を撮るのは至難の業だ。

そんなありきたりな写真じゃあつまらない!という人におすすめなのはおもしろカメラだ。

 

僕が行く前に買うかすごく悩んだおもしろカメラ。

なんと360°の風景すべてを1枚の写真にしてしまうという驚きのカメラだ。

 


どんな写真が撮れるかはこの公式サイトへ。

 

 

続いては最近再ブレイクを果たしたチェキ。

チェキの良い所はすぐに現像できること。

日本人の女の子がチェキを持っていたが、現地でできた友人にプレゼントすればとても喜ばれると言っていた。

しかもチェキの写真ならそこに絵や字を書けるので、とても思い出に残る世界に1枚しか無い写真になるのだ。

 

 

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まとめ&最終結論

とりあえず、いろいろ述べたが、結局は『どんな写真が撮りたいか?』が大切だと思う。それにより選択するカメラも大きく違ってくる。

ただの旅行記録なら、スマートフォンで十分だ。

ウユニ塩湖の夜景が撮りたい!ヒマラヤ山脈の大自然を広角で撮りたい!という人は、迷わず高感度高画質の一眼レフ(フルサイズミラーレス)と三脚を持っていこう!

旅行先での景色や風景をできるだけ高画質で撮りたいけど荷物になるのは嫌!という人は、マイクロフォーサーズのオリンパスやパナソニックのミラーレスカメラ、もしくは高級コンパクトカメラを勧める。

さらによりニッチな環境での撮影がしたいのなら、それ専用に特化したカメラが必要になってくる。

 

だが、とにかく世界一周旅行カメラを決めろと言われれば間違いなく「SONY α7シリーズ」だ。

コンパクトなのに高画質、さらに夜間や室内でも手ブレしにくいフルサイズセンサーや手ぶれ補正、そしてなんといっても旧製品が値下がりしているところ。

カメラに大金をかけるよりは、旅行資金に回したほうが絶対に後悔しない。

唯一のデメリットは、バッテリー持ちが悪いという所。最新モデルは多少マシになっているようだが、連射で撮りまくる人や寒冷地での撮影には少し気を使うところはある。

が、現状の性能とコストパフォマンスで考えると、α7シリーズが世界一周旅行カメラに最適だと思う!

※他にもこのカメラのほうが良い!というのがあれば、理由も加えてコメント欄で教えてください!

 

以上、世界一周を終えて思った旅カメラについてでした。

「やっぱり写真を撮るのは楽しい!」と実感させてくれる旅でもあったこの11ヶ月。

なんと撮りも撮ったり合計89GB=14496枚!

そりゃカメラも壊れるわ。

 

写真は記憶のバックアップというだけでなく、その風景をなぜ撮ろうと思ったかというその時の僕しか感じれない小さな感動も込められている。

だからどの写真を見ても、その時の僕のちょっとした心の動きが思い出される。

写真というのは僕の小さな感情を現像したものだとも言える。

壊れた僕の相棒も今や宝物だ。

 

この時代にカメラがあってよかった。

 

 

旅カメラを決めたら・・・

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