世界一周ランキング~治安・過酷~

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いやあ~楽しかったなあ世界一周!

とコタツでのほほん思い返していますが、これはかなり運が良かったまでのこと

世界一周中に出会ったバックパッカーたちは、けっこうな割合で何かしらヒドイ目にあっているなんてことはザラなわけで。

 

長い旅の間、僕たちには何も起きなかった。

これは細心の注意と石橋を叩き壊すような行動とハッカー並の情報収集のおかげもあったけども、やはり運が良かったのは言うまでもない。

 

今日はそんな楽しいばかりではない旅の裏側、怖かった思い出とアレはきつかったなあ~っていう出来事をランキングにしてみた。

今では全部笑い話だけども。

※僕達が旅した国だけのランキングです。

 

 

 

治安が悪かった国ランキング

1位、断トツのボリビア

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最近流行りのウユニ塩湖がご鎮座するボリビア。
ここの名物は高山病とスリと強盗


バスターミナルにはプロの窃盗団がおり、ちょっとiPhoneなんかを見せてしまえば、なんということでしょう~、さっきまでポケットに入っていたiPhoneが霧のように消え去ったではありませんか!まさに匠の仕業です。

 

ウユニ塩湖のベストシーズンは日本の大学生の卒業シーズンとテトリスのように合致するので、この時期のボリビアは日本人だらけ。
初海外が南米という日本人大学生は彼らにとって格好の獲物。

なんせボリビアは南米最貧国。日本人大学生がパパに買ってもらったiPhoneやカメラ一つで、家族が数ヶ月も食べていけるんだから。

 

ということで財布やカメラやスマホを盗まれたっていう日本人大学生に、アメフトチームができそうなくらい出会った。

でも命あっての物種。ボリビアでは殺人事件や強盗なんかがしょっちゅう起きてる修羅の国の一つでもあるのだから。
対策はリンクを見てね!

 

緊張のボリビア入国 - tabing 世界一周

 

 

2位、最近のトレンドはケチャップ強盗なブエノスアイレス(アルゼンチン)

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南米のパリなんて呼ばれているブエノスアイレスだが、ここがとにかく治安が悪い。

そりゃメッシも足が速くなるわけだ。

 

ブエノスアイレスは大通りから1ブロック入ったら強盗頻発エリアという、町全体が地雷原!
ケチャップかける奴、それを助ける老夫婦、ナイスタイミングで通るタクシー・・・これ皆が仲良し強盗団という劇場型ケチャップ強盗まで流行っている。

 

昼間っから強盗殺人なんか起きちゃうらしいので、ポケットにすぐ渡せるように現金仕込んでおくのが「普通」らしい。
ビビリな僕は大通りから1ミリも出なかったのは言うまでもなく、夕方以降は宿から一歩も出なかったのも言うまでもない。

 

「南米の巴里」ブエノスアイレスの美しい街並み写真集 - tabing 世界一周

 

 

3位、何一つ一筋縄ではいかないインド

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100個の嘘から1つの真実を掬いながら旅をするのがインド。
とりあえず寄ってくる奴は詐欺師と踏んでおくのが無難なインドライフの過ごし方。
駅に行けば、切符一枚買うにもヘトヘトになるくらい詐欺師からの猛攻を受ける。
疲れて気を抜くと荷物が危ないし、かと言って気合を入れすぎると寝こむほど疲れる。
泥棒や詐欺師はそんな疲れたところを狙ってくるので、要注意。

インドは焦らずゆっくり旅するのが一番安全だ。

 


さらに女性にはかなり危険な国の一つだ。
記憶に新しい日本人女性が被害を受けた事件は、僕達も行ったブッダガヤで起こった。ブッダガヤはお釈迦様が悟りを開いた場所ではあるが、インドで一番貧しい州で治安も悪い。


被害者はコルカタのガイドに連れられて騙されたという。
インドは「政府公認」と看板を掲げている詐欺ツアー会社はゴマンとある。

さらにたとえちゃんとした会社であっても、スタッフに悪さをする奴がいるというケースも有る。これは宿やレストランでもいえる。

 

インドは未だに徹底的に男尊女卑の国。

宗教や親族間の力が強いので、田舎に行けば若い女性をほとんど見ることはない。

家からほとんど出してもらえないからだ。
そんな国なので異国の何もわからない女性が犯罪に巻き込まれることは多々ある。

地元のインド女性がどのくらい被害にあっているかは検討もつかない。

 

一人旅の日本人女性と出会ったが、セクハラはけっこうあったといっていた。
ちなみに僕たちは夫婦だったためか、一切そういったことはなかった。が、運が良かっただけかもしれない。
インドに行くならしっかりと下調べをしていこう。

 

インドの治安はまさにカオス!「負けるな日本人!対インド危険回避マニュアル」 - tabing 世界一周

 

 

 

※治安ランキングを解説する。

やはり中南米の治安はかなり悪い。

最近一気に恐怖度を上げたインドだが、強盗や殺人は中南米よりは少ない。

スリや詐欺なんかのお金の被害は取り返しはつくが、命にかかわる事件だとそうはいかない。

中南米の危険な都市だと白昼堂々拳銃つきつけられたりする。やはり中南米の都市が1,2位になったのも、そういった町のただならぬ雰囲気があったからだ。

 

言うまでもないがテロや紛争が頻発しているところはまず立ち寄るべきではない。まあ、最近のニュースを見ていれば言わなくてもわかるだろうけど。

僕らも予定していたイスラエルとイラン行きを諦めた。この2つのどちらかには行こうと話していたが、国際情勢を鑑みて「行かない」と判断した。

実際行った人は「なんともなかったよ」と言っていたが、この判断は正しかったと今でも思っている。

 

ちなみに話に聞いただけだと、治安はブラジルが一番ヤバかった。
夜は危ないからと男5人で外に出たら、20人に囲まれてボコボコにされたとか。
旅行に行く前は下調べを忘れずに↓↓


せめてこのサイトだけでも見ておこう。

 

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とんでもなく過酷だったランキング

1位、バスで10時間のはずが2日半かかった移動の話(インド)

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この11ヶ月病気や怪我はもちろん下痢にすらほとんどならなかった無敵超人な僕が、唯一発熱してぶっ倒れたのは・・・言わずもがなインド様。
経緯は・・・リンクを見てください・・・もう・・・思い出すのも疲れるから。
でも、インドは良い国よ!

 

実録!仁義なき戦い~インド死闘編~ - tabing 世界一周

 


2位、雪と豪風と金欠のパイネ国立公園トレッキング(チリ)

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6泊7日、100kmにもおよぶ大トレッキングをしたのはパイネ国立公園。
雄大な景色は素晴らしいんだけれども、さすがは風の大地パタゴニア。

クソ寒い!そして集団下校クラスの豪風が吹き荒れる。


さらに万年毎秒金欠の僕達。

べらぼうにお高い山小屋なんかに泊まれるわけもなく、べらぼうにお高いレストランで食事もできるわけはないので、フル山行装備に1週間分の食事と燃料を担いでせっせと登ったわけであります。

 

そりゃもう、肩に溝ができるんじゃないかってくらいバックパックが食い込む。

僕のバックパックが18kgくらい。嫁さんだって12kgくらい。何回か美しい大自然に向けて唾とバックパックを投げ捨ててやりたい衝動に駆られた。
でもこれがトレッキングの醍醐味なんだよね。

 

パイネ国立公園トレッキング その1 - tabing 世界一周

 

 

3位、巡礼の旅の初日に待ち受ける最大の難関(フランス-スペイン)

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サンジャンピエドポーから始まった僕らの巡礼の旅。
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの780kmの最初の日が、全工程最難度の地獄コース『魔のピレネー越え』なのだ。


ピレネー山脈の1300mまで一気に登るんだが、ここもイカれた風が吹き付ける。

しかも何を思ったか僕らは世界一周中。バカみたいな荷物でここを登っていたのだ。おかげで足が攣って泣きそうだった。
「俺は佐々成政か!」と何度も叫んだピレネーの山だった。

 

巡礼1日目 St-Jean-Pied-de-Port~Roncesvalles 26km - tabing 世界一周

 

 

 

 

以上、世界一周ランキング~治安・過酷~でした。

ランキングはもうちょい続きそうです。

 

あ、インドは良い国です(笑)

 

※それでも行く価値が有るのが世界です!