ライカM3 ズミクロン50mm f2沈胴 作例 『出雲大社』
どしどし行きますライカM3+ズミクロン50mm f2沈胴の作例集。
今回は島根県出雲市にあります出雲大社です。
10月にも関わらず夏のような日差しの中、撮影に行ってまいりました。
フィルムは『FUJIFILM カラーネガフイルム FUJICOLOR C200』を使用しています。
ものすごい日差しのため、明暗差が半端ない中での撮影でした。
相変わらず立体感は素晴らしいですが、やはりオールドレンズなので明暗差は極端に出ますね。
スキャン時のズレはお気になさらずご覧ください。
けっこう白飛びしちゃってるなあ。
少し日陰に入ればこの通り。
というかこの繊細な描写は何やねん!!
そして左下のは何やねん?
まあこれも味ということで。
ちょっと露出ミスかな。
M3は露出計なしなのでデジタル世代には難しいところ。
スマホの露出計アプリ使用してます。
通称お寺スライムは良い感じに撮れました。
想像以上のボケのために、工事作業中の風景との対比を狙ったのによくわからないことに。
でもボケの油絵感は最高!
左下のはフレアなのかな?
とにかく日差しが強い日で、一緒に持ってきたデジタルカメラでも白飛びバンバン出てました。
そう思うと、やはりフィルムは懐が深いと言えます。
こういうスナップ写真はライカの得意とするところ。
なんせシャッター音ほとんどしませんからね。
同業者を撮る。
遠景も完全な白飛びしないのはさすが。
けっこう意地悪な設定だと思ったけど案外撮れてますね。
超弩級のピーカン照りだとコントラストがギャンギャン出ます。
けっこう絞っていたのでなかなか難しいところですが。
デジタルデータ化は自宅で行いました。
詳細はこの記事に書いていますが、色合いなんかは実際のものと少し変わるかもしれません。
とにかく金のかかるフィルムカメラにおいて、かなりの節約にはなります。
今回の撮影で、やはり日差しの強い日はオールドレンズらしさが出るなあという印象。
しかしデジタルと違って完全に飛んだりするわけではなく、粒子感も手伝ってそれなりに個性的に見えますね。
厳密な露出を測定しての撮影ではないのでなんとも言えませんが、スナップ写真だとライカのライカらしさが本領発揮できて楽しかったです。
たとえ構えていようが「写真撮ってるぞ~」という威圧感がほとんどないですね。フルサイズデジタル一眼のD750で構えると、けっこう注目されちゃいます。
シャッター音もほとんど無く、携帯性も良いので、これが「スナップ写真かあ」という感覚が味わえます。
木村伊兵衛やブレッソンの気分に浸れるだけでも安い買い物ですよ・・・と無責任な発言で終わります。
子どもも撮ってみました。
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