LeicaR8についてのまとめ、レビューと作例、そして伝説へ
レビュー
なぜ買ったのか、それは未だに謎
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作例
『FUJICOLOR C200』にて。
ズームレンズの便利さと、日本らしい写り
津和野の城下町をスナップ。
R8は不格好なデカさだが、意外に手に馴染んで使いやすい。
重さはガッツリなので肩コリ必須。
快晴時のMAX青は最高。
ここからはSummicron-R
やっぱりLeicaはSummicronというのが納得の写真
オールドレンズいじめ
まとめ
LeicaR8は不人気ながら、『優しいLeica』だと思う。
デカい、重い、でも人間工学デザインのおかげで(ドイツ人ばりに手がでかい僕は)最近のデジタル一眼レフカメラより手に馴染む。
LeicaMは撮影作法すら美しい(自己満足満タン)が、LeicaRはLeicaレンズを便利に使うためのカメラに徹している。
LeicaR8はその中でも完全自社設計のLeicaが生み出した一眼レフカメラ。
M3を生んだ会社が生んだとは思えない出で立ちだが、M3の面影を残しつつ時代にしがみついている感じが良い。都落ちしたスナックママっぽくて良い。
これで35mmフィルムカメラは揃った。
都市スナップ&家族撮影にはM3、自然や観光地でガッツリ構図とピントを決めたい時はR8、嗚呼なんて贅沢なんだろう。
だってこれ、僕のような薄給サラリーマンだと今しか持てないよね。
フィルムカメラはすでに落ち目中の落ち目、フィルム製造が継続するかも怪しい。
だからこそ、当時の技術の粋を集積して作られた稀代の名機が、こんな庶民でも机に並べて酒の肴にできるのだ。
「いつやるか?今でしょ!」
そう、、今なのだ。金は天下の回りもの、老後の心配より若くて活動的なのに労働で腐っている今こそ、今こそ好きなことをやるのだ。
それこそ、意識低いJAPANESEサラリーマン!
フィルム製造が終わったらどうする?逆だろ?今しかできないんだ。あとでいくら富士フィルムの化粧品を買おうが、製造を止めたらフィルムは売ってくれない。
じゃあどうする?日本のキリギリスたちよ!
そうだ、中判カメラを買おう!
次回、「もうどうにでもなれ!三千世界の鴉を殺し、薄給サラリーマン中判カメラを買って死ね」