カリタウェーブドリッパーの淹れ方を動画で解説


【解説付き】カリタウェーブドリッパーで美味しいコーヒーを淹れてみます【自宅でハンドドリップ】

今回は「カリタウェーブドリッパー155 【1~2人用】」でハンドドリップする手順を動画で解説してみました。

実際のハンドドリップ手順は動画を見ていただくとして、ここではカリタウェーブドリッパーの詳細なレビューと、動画で解説しきれていない詳細データを記載していきます。

 

 

 

 

カリタウェーブドリッパーの淹れ方

動画で使っているコーヒー道具

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ドリッパー「Kalita ウェーブドリッパー 155

 

ケトル「HARIO V60ヴォーノ

自宅キッチンがIHなので、こちらを利用。

コーヒー専用ケトルなので、細口の注ぎ口、ハンドドリップしやすい持ち手など、ハリオらしい考えつくされたデザインです。

 

コーヒーサーバー「HARIO V60 レンジサーバー

普段はそのままマグカップに淹れちゃうのですが、今回は動画撮影なので行儀よくサーバーを利用しました。

 

スケール「HARIO V60ドリップスケール

『料理でもないのに重さを量るのって意味あるの?』って思った人ほど使って欲しいのがスケール。

豆や湯の量を測ることで、自分に最適な組み合わせを知ることができます。

 

マグカップ「年代物のファイヤーキング」

こう見えてけっこう高かったんです(笑)

 

豆と湯の量

濃い目のコーヒーが好きなので、コーヒー豆16g/湯200mlの設定です。

カリタウェーブドリッパーはコクやまろやかさが出やすいので、コーヒー豆の品種も合わせて使いたいですね。

個人的にはグアテマラが合うように思います。

 

tabing.hatenablog.com

コーヒー豆の選び方が難しい場合は、ネットでの購入をおすすめします。

メーカーによっては、数種類のコーヒー豆を選んで飲み比べすることもできます。

 

ハンドドリップの手順

①コーヒー豆は中挽き

基本的にペーパーフィルターを利用する場合は、中挽きがおすすめです。

苦味がほしければより細かく、酸味や香りがほしければ粗く調整します。

 

②フィルターをリンス(湯通し)する 

紙の臭い消し、雑味を少なくするために行います。

人によっては、リンスすることで味にパンチが無くなるといわれることもあります。

 

③40ml注ぎ30秒蒸らす

他のドリッパーに比べると、湯を注いだときの膨らみが大きいので注意が必要です。

 

④60mlずつ湯が落ちきる前に注ぎ足していく

後述しますがコーノ式などと比べれば、湯の注ぎ方や量はそこまで神経質にならなくても大丈夫な構造です。

雑味が出てしまうので、湯が落ちきる前に注ぎ足していきます。

 

 

 

カリタウェーブドリッパーの特徴

 

カリタウェーブドリッパーは、国産のコーヒードリッパーで有名店でも利用されています。

非常に珍しいウェーブ状のフィルターは、見た目も綺麗ですがとても考えられた構造になっています。

それではカリタウェーブドリッパーの特徴を書いていきましょう。

 

初心者でも扱いやすいコーヒードリッパー 

①ウェーブ状のフィルターによりドリッパーとの接地面が少ない

20個のウェーブ状のリブが付いている特徴的なフィルターは、湯を注いだときに紙のフィルターとドリッパー本体がベチャっとひっつくことを防止してくれます。

普通のドリッパーだと、湯を勢いよく注ぎすぎてしまうとフィルターとドリッパーがひっついてしまい、そこから湯がドバドバと下に流れていってしまいます。

こうなるとコーヒー豆を通さすに湯だけが流れてしまうので、コーヒーの成分を抽出できず薄味になってしまいます。

ウェーブ状のフィルターだと接地面が少なく、またフィルターの折れた部分がドリッパーとの間を支えているので潰れることもありません。

 

②底が平らなので粉が均一になる

コーヒードリッパーとしては珍しく、底が平らなので粉の偏りがありません。

しかし底が平らでは、注いだ湯が溜まってしまい苦味や雑味が出てしまいます。

そこでウェーブ状のフィルターで接地面を少なくし、さらに湯の排出がしやすい三つ穴なので湯溜まりすることなく抽出することができます。

 

①②を踏まえると、ハンドドリップがとても行いやすい構造だと思います。

ハリオ式やコーノ式の場合だと糸のように細く湯を注ぐなどの工夫が必須条件ですが、カリタウェーブドリッパーはドリッパー自体が湯量や湯の流れを調節してくれるので、わりと大雑把でも良いと思います。

我が家では、朝の忙しい時間に淹れるコーヒーにかかせないドリッパーになっています。

 

ランニングコストは高め

カリタ コーヒーフィルター ウェーブシリーズ 1~2人用 50枚入り×3個セット ホワイト KWF-155#22211

特殊なウェーブ状のフィルターは、手間が掛かる分だけ値段が高めです。

ハリオV60用ペーパーフィルター(1~2杯用)が200枚で600円前後なのに比べ、カリタウェーブドリッパー用ペーパーフィルター(1~2杯用)は50枚入り×3個セットで1050円です。

ハリオV60用ペーパーフィルター(1~2杯用)=1枚3円

カリタウェーブドリッパー用ペーパーフィルター(1~2杯用)=1枚7円

他社のペーパーフィルターと比べても、一番高い部類に入ります。

まあ100杯飲んで数百円の差ですが。

 

あと細かい点ですが、ペーパーフィルターが取り出しづらいです。

ウェーブ状のフィルターが重なっているので、ゆっくり剥がさないと折れ曲がってしまいます。

逆さまに取るようにすると多少楽です。

 

 

 

まとめ「初心者でも使いやすいドリッパー」

本体価格やランニングコストは少し高めですが、初心者でもコーヒー豆の成分をしっかり抽出しやすいドリッパーだと思います。

自宅で使っているハリオ式と比べても、同じ味が出しやすく、失敗が少ないです。

それでいてコクやまろやかさが出やすいので、素晴らしいコーヒードリッパーだと思います。

我が家は大人数分淹れる時はハリオ式やABLEのKONEを利用し、一人用にカリタウェーブドリッパーを使っています。

この他にもコーヒーの記事や動画がありますので、よかったらご参考ください。

 

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