動画初心者が「SIGMA fp」で動画撮影してみた(mov形式の撮って出し)
『SIGMA fp』で動画撮影してみた。
やはりfpといえば、動画。なんせ4Kでも撮れてしまう。
といっても、4Kなんかで撮るには周辺機器を揃えるだけで大変なことになってしまうので、普通にmovでの撮影(いまのところ?)
動画の設定は、
レンズ:「SIGMA 45mm F2.8 DG DN」と「Leica summicron-R50mm」
マイク:本体(初期設定のまま、音量注意)
フォーマット:mov形式(初期設定のまま)
WB:晴れ、SS:基本的に60分の1、カラーモード:晴れ
編集はそのまま繋げただけ、いわゆる産地直送撮って出し動画なので参考にしてみてください。
以下に動画撮影して感じたことをちょこっと書いています。
動画撮影で気になったところ
動画がカクカク、チカチカ
動画に関しては素人なので、シャッタースピードとかフレームレートとかよくわかっていなかった。
以前からNikonD750で動画撮影はしていたが、fpは電子シャッターなのでローリングシャッター現象やフリッカーが出やすいという。
動画にあるパンでの撮影では、画面がカクカクしてしまっているのでこのことだろうか?
あと時折、チカチカする現象まで。
ちょっと調べてみた程度だが、シャッタースピードが影響しているらしい。
今回は基本的にシャッタースピード60分の1で撮影している。
まあここのところは勉強だね。
逆に言えば、D750だと適当に撮れていたのだ。fpはそれくらい追い込めるわけで、RAW動画であるcinemaDNGがあるくらいだから動画好きにはたまらないのだろう。
しかし、動画沼は異次元の世界(笑)
手ブレ
SONYのα7Ⅲと最後まで迷ったのがここ。
動画撮影時のAFと手ブレ補正は圧倒的にSONYの方が良いみたい。
fpもファームウェアのアップデートで、AF等はだいぶ改善されたようだが。
今回はほとんど三脚に固定して撮ったので、手ブレやAFについてはそこまでわからなかった。
が、序盤のトンボの情事の撮影は手持ち。やっぱりブレる。そしてAFが合わない。まあマクロレンズではないので難しところもあるが、結局マニュアル撮影した。
だが、手ブレ補正によっては画質が劣化してしまうこともあるらしいので、結局ジンバルを買う羽目になりそう。だったら軽量なfpの方が良いかなと思った次第。
スポーツのような動きモノは撮らないし、そのレベルでのAFを求めるのであれば、いっそのことGoProなどのアクションカメラの方が良いと思う。
故に僕にとっては、fpの軽量かつフルサイズセンサーでの動画撮影ができるという点が重要だったわけだ。
・デメリットをすべて帳消しにしてくれる軽量さ
レビューや口コミを見るとfpの動画撮影におけるデメリットがあがっているが、その全てを覆すくらい軽量・コンパクトさが良いというメリットがある。
写真を見てもらえばわかるだろうが、これもんですよ。
D750用に買った三脚セットがジッツオのように見えますね(実はレオフォトですw)
以前も書いたが、これだけ軽量だと持ち運びも楽で、気分による撮影機会損失はほぼ解消できる。
それでいて、フルサイズセンサーでのスチル撮影から本格的な4K動画も撮れるというんだからね。
さらに拡張性は歴代カメラでもトップクラス、なので初心者から上級者まで、さらに撮影用途に合わせた「自分色のカメラ」にすることができる。
ここがfpの革新性なのだ。
まとめ
動画初心者でも簡単に使えて、4K動画まで使える。
逆にmovでのカジュアルな撮影も高クオリティで可能で、最低限の知識でも十分使える。
アマチュアからプロフェッショナルまで、用途に応じて間口を深くしているfpは「限界」が無い。
今までのカメラと違い、限定的なスペック評価だけでは語れないというのは以前も書いた。
拡張性が広いため、自分にあった使い方こそ正解であり、さらにステップアップも可能だ。
動画撮影は全くの素人レベルなのだが、ここから色々勉強していこうと思う。
そう考えると、fpの拡張性は「これから動画撮影を学んでいきたい」という人には最適ではないかと思う。
けど、これって沼の入り口??
SIGMAfpはカメラの死を宣言した!という話
同じ沢でのスチル撮影