旅のちょっとした後押し

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旅にかかわらず会社を辞めてまで何かをするというのは結構勇気がいります。

そんな時に後押しにも言い訳にも使える情報をまとめました。

高度情報社会に生きる現代人、情報を都合の良いように使わなきゃですね。

 

 

 

 

1,日本人に生まれた幸運を使わないともったいない

日本人がよく海外で盗みにあいますが、その中にパスポートが含まれます。

パスポートなんて盗んでどうするんだ?と思いますが、それは日本人のパスポートが世界最高クラスの信頼を持っているからです。

 

世界最強パスポートはどこだ!? ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 | ロケットニュース24

 

そもそもビザとはその人物が信頼できるかどうかという証明書みたいなもので、ノービザ入国とは簡単に言うと顔パスで入国できるということです。

例えば中国人は日本への入国に所得制限がかかっています。

逆に仲が悪い北朝鮮には日本人はハイジャックでもしないといけません。

だから日本人のパスポートは高値で取引されるんですね。盗まれたくねえ~

 

さらに日本人はお金持ちです。

これは世界的にみてです。僕らは日本では一ヶ月に一回焼き肉に行くのが最高の贅沢だと思えるくらいのつつましい暮らしを送っていますが、カンボジアに行けばたちまち大富豪に成り上がります。永ちゃんもびっくりです。

国際通貨基金IMF)によると、2011年カンボジアGDPは128億ドルであり鳥取県のおよそ2分の1の経済規模である。一人当たりのGDPは851ドルであり、世界平均の10%に満たない水準である。2011年アジア開発銀行が公表した資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は828万人と推定されており、国民の半数を超えている。(wikipedia

カンボジアでは国民の半分が1日200円以下で暮らしています。吉野家の牛丼も買えません。

貧困は重要な問題ですが、実際に世界を周ってみることで日本の豊かさと世界の貧しさを知ることができると思います。

僕もアジアを旅行してみて、自分がどんなに恵まれているかと実感出来ました。

「毎日、焼き肉行けるくらい稼げたらなあ。」なんて思ってましたが、インドではコーラすら飲んだことがない子がわんさかいます。

 

Global Rich List

このサイトでは自分の年収が世界でどのくらいの位置にいるかを教えてくれます。

やってみてビックリすると思います。世界は広いです。

 

要するに日本人に生まれたなら海外旅行にいかないと損だと後押しできるわけです。

 

 

 

 

2,世界一周も意外と安い?

旅に出る時一番気にかかるのは費用でしょう。

なんせ無収入です。ヨーロッパ人があんなに旅行を楽しめるのはバカンス休暇があるからです。

アジアを旅行中に出会ったヨーロッパ人は「バカンスで一ヶ月休みだから来たのさ!」って人が多かったです。日本人はというと大抵が仕事を辞めていました。

勤続25年で3週間バカンス休暇をもらったオランダ人のおじさんに日本人は5連休でも取れたら御の字だよって教えたら

「日本人はそれで幸せなのかい?」と言われました。

アベノミクスがどう転がろうとバカンス休暇なんて始まることはまず無いので結局やめるしかありません。頑張って学生時代にアルバイトをして行くか、仕事を辞めて行くしかほとんどの日本人は長期旅行ができないんです。

だから旅行前後の生活費を含め計画的に予算を組まなければなりません。

 

ざざっと世界一周の旅ブログをサーフィンしてきた結果、

1年150~200万円ぐらい

だと思います。

北米や欧州を旅する期間をどうするかで決まりますが、一般的な節約旅行ならこれくらいに収まりそうです。

ちなみに僕のアジア旅行(3ヶ月)では30万円しかかかりませんでした。

 

旅の準備や引っ越しなどを入れるともう少しお金がかかります。

僕らの場合はすでにあるものや登山用具を駆使したのでほとんど買い足すことはなかったです。

200万なら死ぬ気で貯めればなんとかなると思います。ネパールで出会った青年は1年間のバイトで150万円貯めたそうです。

 

さらに昨今のネット社会はありがたいことにあらゆるサービスを生み出してくれます。

例えば勝手にリンクさせてもらうと

現役の世界旅行家が「安く旅する究極の海外旅行術」を伝授 : ライフハッカー[日本版]

調べれば調べるほど賢く安く旅行ができます。お得情報はまた追って記載します。いい時代だなあ。

 

 

 

 

3,逆に言えばやりたいことができる時代?

86年生まれの夫はバブル崩壊後の日本社会しか記憶がありません。

不況とデフレとゆとりの申し子です。

成人するとグローバル社会の波はガラパゴスJAPANにも襲いかかってきました。

 

 

      絶望の国の幸福な若者たち

           絶望の国の幸福な若者たち

 

この本は今の若者がいかに絶望の未来が待ち受けているかという事と、それを受け入れて今を何となく幸福だと生きる悲しい現状を書いています。

しかも最後までなんの解決策も示してくれるわけでもなく、ただただ絶望のフルコースを腹いっぱい食べさせてくれます。

なんか読み終わって泣きそうになりましたが、逆を言えば今までの固定概念が通じなくなってんじゃないかなとも思います。

今の団塊の世代とは一億円も世代間格差があるらしいし、退職金も少ないし、年金ももらえるかどうかわからない。雇用体系の流動化と社会保障サービスへの不安感は止まりません・・・ということはもう会社に縛られなくてもいいんじゃないかとも思えます。

これで、貧しくてもやりたいことを一生懸命やってみるのもいいんじゃないか!好きに生きたっていいんじゃあねえか!と負け組臭い言い訳がわんさか湧いてきます。

だからある意味での自由度は前時代より増えたとも言えます。これで、いつやるの?今でしょ!ってドヤ顔で旅に出れますね(^O^)

 

 

 

 

 

長々と書き連ねましたが要約すると、やるなら今しかねえと長渕が言っているからに着きます。