㊳旅を終えて
僕が世界一周旅行をしたのは、2014年。 今思えば、従来の世界一周旅行の転換期であったと思う。 SNSが勃興し、バックパッカーの装備も軽量化され、LCCなどのサービスが拡大した時期であった。 そこで今回は、日本の世界一周旅行とバックパッカーの歴史を書い…
酒、人類を何千年も虜にし続ける最強の友人。 そんな中でも、世界の庶民に愛されるのが『ビール』であります。 夫婦揃って酒好き、特にビール好きなので、世界中のビールを飲みました。 ビールはだいたいどんな国にもありまして、中東などのイスラム圏にも売…
ブログ収入だけで果たして世界一周は可能なのか?そして旅ブログで収入を得るには?
世界一周から帰国してちょうど一年。 旅ブログは資産になるで当ブログについては振り返りました。 お陰様で検索から当ブログに来られる方がたくさんおられます。 よく見ると世界一周を計画中の方が多いように思います。 僕からすると、これからもいろんな人…
僕が世界一周の旅に至った道というのは、それはそれは複雑な事柄の絡み合った先にあるものだった。人間の行動というものは、過去の経験や本や映画、そして飲みの席でのちょっとした会話のようなものまでが無意識下で組み合わさって形作られるものだと思う。 …
さあ、つらつらと愚痴を言ってきたこの旅の名残惜しさと現実逃避シリーズも最終章。 なんせ「生きねば」ならん。 生きるためには働かなければならん。 働いてお金を得るには時間的拘束と嫌なこともせにゃならん。 ・・・だけど働くには理由がほしい! ただ流…
「ああ、働きたくねえ」 これが帰国間近のバックパッカーの口癖だ。 もちろん世界一周の旅とか言って結局は好きなことして遊んでいるだけなので、精神的には夏休み終了を嘆く小学生とそこまで変わらない。 特に僕はヨーロッパや東南アジアのゆるい労働観に汚…
前回の記事で言いたかったこと、それは僕がほんとうにしたかったことは旅でしかなかったということが判明したということだ(^O^) 旅の後にも先にも何もなく、何にも縛られることなく自由に生きる・・・う~んこりゃニート一直線だ。 だが現実は小説より過激だ…
11ヶ月27カ国の世界一周の旅。 僕はこの旅のために5年もの時間をかけてきた。 いや、この旅に行き着くまでのことを考えると、今までの人生の集大成であったとも言える。 今まで経験してきたすべてのこと、読んできたすべての本、見てきたすべての映画、そん…
世界一周中、たくさんおみやげを買った。 旅先で買ったものはそれ自体に思い出が込められているので、ふと見返すだけでその時の風景を感じることができる。 そしてこのスターバックスのマグカップ。 これがなんとも特殊だ。 なぜなら世界規模で統一感のある…
足の痛みに耐えながら、旅の最後はあてもなく東京を歩いてみた。 そろそろ現実に戻らなくてはならない。 ひとまずこの旅はここで終わる。 あくまでもひとまずね。 壁のようにそそり立つ赤レンガは、僕にとって越えられない壁である なぜかとても緊張しながら…
東京は異次元で出来ている。 僕の田舎で見る平面な景色はここにはない。 東京を歩いていると目が回ってくる。大地がひっくり返って四方八方迫ってくるようだ。 映画や小説で田舎者がビルを見上げて口を開けているという描写があるが、あれはビルの高さに驚い…
ついに仕事が始まりました。 これから世界一周の余韻に浸る生活から日本社会での日常が始まります。 「ウプッ!!」 いやいや、吐きそうになっている場合ではない。 この一年、最高に楽しんだのだから。 ということで、旅の名残惜しさと現実に向きあうために…
モロッコ カワイイ雑貨といえばモロッコ。 マラケシュやフェズにある迷宮のようなスークでは、雑貨や食器がこれでもかと待ち受けている。 あの苛烈な値引き交渉で気を失いそうになりながらも、たくさん買ってしまうのがモロッコ雑貨の魅力だ。 写真は砂糖や…
photo by AlicePopkorn 前回の記事で紹介した「旅のお金の話」だが、思っていたより安いんじゃない?というコメントを頂いた。 27カ国11ヶ月の世界一周旅行にかかった総費用は意外に・・・ - tabing 世界一周 僕らの旅はまさに王道のバックパッカースタイル…
夢だった世界一周の旅。 華やかに見えるかもしれないが、現実は潰れそうな町工場の社長さんくらい全身全霊を込めたマネーとの戦いでもある。まあこれは貧乏旅行の場合だけど。 だが長期で世界一周する日本人は95%が学生かプー太郎なので、軍資金が何よりも…
27カ国を巡った世界一周。 最高に楽しい日々だったが、その中でも鮮明に残っているのは遺跡でも食べ物でもなく『人』 「やっぱり人なんだなぁ」と相田みつをみたいなことを言いたい・・・わけじゃなく、世界は相田みつをが放送禁止用語叫ぶレベルな人たちで…
いやあ~楽しかったなあ世界一周! とコタツでのほほん思い返していますが、これはかなり運が良かったまでのこと。 世界一周中に出会ったバックパッカーたちは、けっこうな割合で何かしらヒドイ目にあっているなんてことはザラなわけで。 長い旅の間、僕たち…
世界一周中、たくさんの美術館や建築を巡った。 芸術や文化は国や地域で全く違うようで、実は少しずつ影響しあっている様を感じた。 こんなことも世界一周ならではだろうか。 旅では美術館以外でもたくさんの作品に触れることができる。 ちょっとした建物や…
旅で出会ったあんな町こんな町。 旅とは町と町をつないでいく行程ともいえる。 僕らが出会ったたくさんの都市や町や村。そこで暮らす人、建物、料理、そのすべてが驚きと感動とを巻き込んだ思い出になっている。 今回はそんな都市や町にスポットを当ててラン…
世界一周を終えて1ヶ月。帰国直後、冬の日本の洗礼を受け風邪をひいてしまったが、そのあとはいつも通りの寝正月。 やっぱりコタツに入ってボーっとするのが日本の冬の正しい過ごし方だ。 正月なので帰郷している友人たちと会った。 久しぶりに友人たちと話…
世界を旅して気づくこと、それは日本という国の『異常さ』だ。 旅の初めは気づかなかった。「いつまで待たせるんだ!」「やる気出せ!」「効率悪すぎだろう!」とイライラさせられる景色を幾度も越え、幾つもの国を越えて行くとふと気づく。 「あれ?日本が…
夢と現実逃避が混ざり合った世界一周が終わった。こんな大それたことを考え始めたのはいつだったか。それは僕の生きてきた中で経験した全てが、僕という人格を形成した本や映画や音楽が、その全部がごちゃまぜになって生み出した一つの答えだったように思う…