晩秋九重山写真①
11月中旬の九州最高峰「九重山」に、フルサイズ一眼レフであるD750を担いでいってきた。
主峰である中岳を始め、久住山や星生山などなどを巡る欲張りプラン。
巨大なカメラを背負いながらの苦行の山行ではあったが、とにかく久しぶりの本格登山ということで、最高のひと時を味わい、そして最高の筋肉痛を味わっている。
牧ノ戸からのスタート。11月中旬とあって、朝7時で-1度という寒さ。
朝駆けは断念してお天道様を待っていた。
晩秋だが日曜日ということもあって登山客は多い。
久住山頂上は結構な人。しかし殆どが日帰り登山のようで、夕方には人の気配すら無くなる。
九重山というか九州の山々は、比較的新しい火山が多く、北アルプスや南アルプスを駆け巡り、海外のトレッキングをしてきた僕でも見たことのない風景ばかりだった。
特に植生はなかなか。
ドーム型の山と木々のない茶色の風景、そして阿蘇方面の山々。
九州本土最高峰である中岳 (1,791m) からの眺め。
若い山の峻嶮さがないモッコリ感が新鮮。
九重山系はピークやルートが多いので、日帰りから本格的な縦走もできる。
季節によっても風景が変わるので、とても長い付き合いができそうな山だ。
惜しむらくは水場とテン場が少ないところかな。
天狗ヶ城から覗く池と久住山。
テント装備にフルサイズカメラを持っているので、当然装備は重い。
岩登りのような危険はないが、ガレ場や急な登り降りが非常にきつい。
久住分かれから法華院温泉山荘へ向かう。
この辺の景色はなかなか珍しい。こんな山奥に広大な空間があるのは驚きだ。
三俣山。高度感と圧迫感がはちきれんばかりの巨魁。
これ登るのはしんどそうなので次の機会へ。
法華院温泉山荘へは次回に続く。