原爆ドーム『Atomic Bomb Dome』写真

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1945年8月6日8時15分、広島市に原爆が落とされました。

あれから70年以上経ちましたが、核兵器は全く無くなる気配すらありませんし、世界情勢も何だかあの時代のようにきな臭くなっています。

原爆ドームは人類の負の歴史の象徴でもあり、負の世界遺産とも呼ばれています。

現在は悲劇を学ぶ場であり、市民憩いの公園にもなっています。そんな原爆ドームを撮ってきました。

 

 

 

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原爆投下時までは、原爆ドームは広島県産業奨励館と呼ばれていました。

当時としてはモダンな建造物で、広島の様々な物産扱ったり、美術展なども開かれていたそうです。

 

 

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鉄骨や石材、モルタルを用いており、当時の広島では一際目立っていたそうです。

皮肉にもこの西洋風の堅牢な作りのために、原爆直下でも全壊は免れました。

 

 

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とにかく外国人の観光客が多かった。

 

 

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道路側には巨大な榎(エノキ)が生えています。

 

 

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このエノキに生えているのが気になったので調べてみたら、ノキシノブというシダの仲間のようです。

モノクロで撮るとすごい画になります。

 

 

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熱心に説明を聞く学生たち

 

 

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公園なのでランニング中の人も。

 

 

 

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近年近隣に原爆ドームより高いマンションやビルが建設されており、ユネスコより「景観を損なっている」ため危機遺産リストに登録されるかもしれないとの問題もある。

 

 

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都市中心部とは思えない静寂とした空間、船や路面電車も走っています。

 

 

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以上、原爆ドーム写真でした。

復興した広島市の中心部で、ビル群と公園の中にポツンと佇む原爆ドーム。

しかしほんの74年前にこの周辺は一瞬で焦土と化したのであった。

崩れかけた原爆ドームを眺めると感慨深い思いがした。

近くに原爆慰霊碑や資料館があるので、ぜひ訪れてください。

 

今回も「Nikon AI 50 f/1.2S」だけで撮りました。

50mm縛りだと自分の視界に近いので構図が取りやすいので、撮りたい写真というのが浮かびやすい。

個人的にスナップ写真が好きなんだけども、D750の巨体はスナップ向きとは言い難く最近悩みどころ。

スナップ写真はやっぱりフィルムかなあ。

 

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