「Ai Nikkor 50mm F1.2S」+D750で雨のブナの木を撮る
前回の続き、広島県は臥龍山のブナ林にて。
ブナは写真のように、雨水を枝から幹に伝わせて根本まで流している。
滑らかなブナの幹を伝う雨水の流れというのが、結構良かったので撮りまくってみた。
末端の葉や枝から集めた雨水が幹を流れていくのだが、これがまたモノクロで撮るとすごく良い感じになるのだ。
ブナは森のダムとも言われている。
寒冷な気候と大量の落ち葉によって作られたフカフカの土はスポンジのようだ。
ちなみにトレイルランニングにも最適だったりする。
広島県と島根県の県境で行われる西日本屈指の大会である「ひろしま恐羅漢トレイル」でも、ブナ林フカフカロードが味わえます。
コントラスト高めに。
JPEG撮って出しだけど、なんかゼットンみたいで良い。
これくらいシャープな方が良い。
この日は霧もあってすごく好条件でした。
ちなみにカラーだとこんな感じです。
大口径レンズは薄暗い森の中でも手持ちでなんとかいけますね。
ということで、ブナフェチによるブナ写真集でした。
ああ、ここで暮らしたい。虫すごいけど。
このレンズのせいで、フィルムカメラを勉強し始めている。
悪い傾向だ。
Leicaが呼んでいる。F2ウエムラスペシャルが輝いている。中判カメラが口を開けている。