瑠璃光寺五重塔と「Kodak ULTRAMAX 400」の青
「Kodak カラーネガフィルム UltraMAX 400」で写真撮ってみました。
カメラはいつものLeicaM3とSummicron 50mm f/2
この組み合わせだと、上記リンクのようなシャープな画が撮れるんですが、今回はクセのある「Kodak ULTRAMAX 400」ということで楽しみ。
撮影場所は山口市の瑠璃光寺。五重塔で有名です。室町から戦国初期にかけてイケイケだった大内家のロマンが詰まっています。
初っ端からフィルムらしさ全開。
未だに一枚目がこうなるのを忘れて普通に撮っている。
フィルム感半端ない五重塔。
嘉吉2年(1442年)頃の建立、日本三名塔の一つです。
ULTRAMAX400らしい青が出てますね~
全体的に粒子感もあって、まさしくフィルムカメラで撮った写真。
富士フィルムよりKodakのほうがフィルム感ありますね。
この日は初秋にもかかわらず20度超えの夏日。
ということもあり、だいたいF8のカリカリ仕様です。
露出飛んでおりますが、手前の木のシャープさはまさしくズミクロンな一枚であります。
フィルムの白飛びは、デジタルのように本当に「飛ぶ」わけではなく、実際に目で見た眩しい感じが残っているように思います。
ULTRAMAX400は全体的に青味がかっているので、緑が変な感じに見えますね。
ボケの粒子感がザラッとしてて面白いです。
逆光がっぷり四つですが、完全黒飛びはしていません。
しかし青いなあ~
見上げる五重塔!そしていつもの謎の発行体ゴースト!
やっぱりオールドレンズを太陽に向けちゃいけませんな。
レンジファインダーは正確な構図を撮るのが難しく、この一枚を撮るのにすごい試行錯誤した・・・にもかかわらずのゴースト!
方向を変えて、正午前。
ドピーカンほぼ直下の日差し。
ご覧の通り、昭和の土産物屋で売っているポストカードのような写真になりました。
「Kodak ULTRAMAX 400」in山口市は、もうちょい続きます。
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