snowpeakの「2017年秋雪峰祭限定品 ノクターン2017EDITION」をファミリーキャンプで使ってみました。

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snowpeakの「2017年秋雪峰祭限定品 ノクターン2017EDITION」を買ってしまった。

snowpeakのノクターンは、ガス缶で本格的なランタンのような淡い火の明かりを灯すことができる人気アイテム。

ガソリンランタンなどの本格的なものになると、点灯させるのにポンピングが必要だったり、マントルという非常に繊細な扱いが必要な難作業が待ち受けている。

 

しかしsnowpeakのノクターンなら、ガス缶につなげてチャッカマンで点火!以上!

と非常にお手軽で、しかもガスの消費が少ないのでランニングコストもほとんどかからない。

もちろんロウソクのような揺らめく火くらいの明かりなので、テーブルランプくらいにしか使えない。

要するに、「別になくても良いんだけどキャンプな夜の雰囲気を醸し出す存在」、それがノクターンである。

 

 


『snowpeak ノクターン 2017EDITION』で夜のキャンプに淡い光を

実際にファミリーキャンプで使用してみた。

子供が寝静まったあと、この明かりを眺めながら飲む酒は最高!

さすがsnowpeak様!マグカップとこれしか持ってないけど。

 

 

 

スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン

スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン

 

それでだ。

ノクターンは本来3700円前後で買える。

snowpeakとしては信じられないくらい庶民向けのお値段。

しかし、僕はあろうことか限定品を買ってしまった。

 

 

snowpeakでは雪峰祭というブルジョアたちの遊戯会がある。

各種いろいろな高貴なイベントが繰り広げられており、僕のようなド田舎在住ド庶民からすると遠い世界の話ではあるのだが、そこで限定品が売り出される。

ただでさえブルジョア向けなsnowpeak製品が、ちょっと色が変わったり、ちょっとデザインが変わるだけで、全国で争奪戦が繰り広げられる資本主義の精神の具現化のような大イベントなのだ。

 

そんな2017年秋の雪峰祭限定品がこちらのノクターンである。

なんとナスカの地上絵がデザインされている。理由は知らない。

それが5378円という限定品プライスにもかかわらず瞬殺され、現在ネットオークションでは高値で取引されている。

 

ノクターンは前から欲しかった。

snowpeak製品は(貧乏人の性で)ちょっと鼻についていたが、このノクターンは素晴らしい製品だと思っていた。

キャンプの雰囲気を盛り上げるためだけの存在、まさにキャンパーにしかわからない存在。

キャンプの要素を哲学的に抽出し、生み出されたのがノクターンだと思っていた。

 

そして見つけてしまった。

田舎の中古ショップで。

なぜこんなところに?

 

お値段は4700円、新品のノーマルノクターンより高い、けど良心的なプライス、プライスってなんだ?流動的で刹那的な価値の乱高下を目にしてきた世代である僕にとって、これを目にした瞬間思考が止まってしまった。

で、買ってました(笑)

 

要するに何が言いたいかというと、キャンプギアとはそういうものなのです。

だから世間の奥様方、こういうのを買い集めている亭主を見ても、温かい目で見守ってあげてください。

そう、ノクターンの火のように・・・

 

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