Foveon写真の動画集~SIGMA dp2 merrill
僕がせっせと世にも珍しいFoveon写真の撮影風景と作例を動画にしているのは、世界でも希少な部類の生産活動であろう。
ということで、コメントは異国のFoveon信者ばかり。
Foveon VS Bayerというセンサー対決。
お互いの良いところは、正直なところ写真だけ見たら評価は難しいという感想。
Foveonは素晴らしい緻密な描写だが、Bayerのように手軽には撮れない。
Bayerだからこそ、思いがけない写真に出会う純粋な確率は相対的に高いだろう。
画質か機会か、結果だけ見ると気づかない領域。
開封動画、といっても我らが沼の死の商人マップカメラさんだけど。
JPEG撮って出しでも意外と行けるんじゃないか説を唱える僕は、おそらくFoveon界隈だと異端。
こういう自然のありのままの景色を写真というデバイスに還元するのは、まさしくFoveonの得意とする仕事。
こんなコンパクトなカメラで・・・という絶句とともに、とにかく三脚必須なフィルムカメラかよと言わんばかりの所業、たまらん!
そんなフィルムっぽいデジタルと呼ばれるFoveonを、ガチの35mmフィルム&6×7フィルムと比較してみるという企画。
結局の所、味が違いすぎてどれが良いと言えない結果になるのは目に見えているが、ここに写真の奥深さと業の深さの深淵を垣間見ることができる。
フィルムと比較したのであれば、我こそはと同じSIGMAカメラにしてライカレンズを装着したイカれたメンバーMy fpとともに、純正でイカれているプラウベルマキナ67と比較する。
これもまた、マップカメラの口が開くか、SIGMAカメラのアナーキーな尖り具合にクラっとくること間違いなし。
『SIGMAが好きなんじゃないんです、好きなカメラがSIGMAだったんです』
そんな凶暴なFoveonセンサーカメラdp2merrillで、散歩スナップという鬼畜の所業。
ピーカン晴れならなんとかいけなくもないFoveon/snapは、まさしく予期しない偶然という名のセンサー由来の現実。
こんな尖ったカメラが手元にある幸せ・・・