D750で物撮りムービーを撮ってみた
LeicaR8の情報が少なすぎて非常に困った。
Google先生で探索しても、有益な情報は海外サイト、しかも掲示板!
Google翻訳で何とかなったものの、この動画時代においてすら情報が少ないR8ちゃん。
フィルムカメラって、僕のようなデジカメ世代からすると説明書や掲示板の文章を読んだだけではわからないことが多い。
僕が困ったのはフィルムの入れ方、赤い線までフィルムを引っ張れとしか書いておらず、要領を得ない。
フィルム世代であればおなじみだろうが、最初に僕がやったときは赤い線の先にフィルムを突っ込みすぎて中でたわんでしまった。
要するに赤い線まで伸ばしておいて、手前の歯車にしっかりつけておけばよいのだが、なんせ不安なのでやりすぎてしまったようだ。
こういった文章化しにくい動作は、動画に限る。
ということで、全く需要がないにもかかわらず、せっせと動画を撮ってみた。
今回は、D750で動画を撮ってみての感想を書いてみようと思う。
撮影機材
カメラ「Nikon D750」
レンズ「Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」
三脚と雲台はこちら
D750で動く被写体の動画撮影は難しい
今まで何本か動画を撮っているが、正直D750は使いづらい。
なぜなら「動画撮影中にAFが追従しない」ためだ。
ピントを被写体に合わせ続けることが出来ない→動く被写体は撮れない。
もちろん一眼レフカメラにそこまでの機能を望むのは間違いではある。
基本的に動画撮影中に動く被写体にピントを合わせるには、MFか半押しAFするしかない。
MFは手動なので滑らかなピント合わせは至難の業であるし、撮影者が撮影以外なにもできなくなってしまう。
半押しAFするとピント合わせは可能だが、そのたびに「ウィーンウィーン」とフォーカスが動いてピントがずれるし音も鳴る。
なので基本的にD750の動画撮影は、「F8以上絞って、静体を撮る」という感じになる。
そうなると、D750での物撮りレビュームービーの撮影はかなり難しい。
自分で撮影しながら、レビューにつかう動作を行うのが大変だからだ。
例えば、上記ムービーであるようにカメラを持ってレンズ交換をするような場合、かなり絞ってもカメラに向かって前後方向の動きをするとピントずれが起きてしまう。
そのためD750のチルト式液晶モニターを駆使しても、さすがに自撮り確認までは出来ないので、ジョジョ立ちみたいな姿勢での撮影となる。
MFにしてレンズ最短距離まで合わせ、そのピント内からできるだけ動かないように作業する必要がある。
レビュー動画なので、寄って撮りたい、そうなるとさらに動けなくなる。
重いR8を空中に固定させたまま、レンズ交換やフィルムチェンジを行うのは至難の業であった。
かといって、テーブルに置いて作業すると、無機質な教材動画になってしまうのでつまらない。
動画撮影はミラーレスカメラだね
やはり動画撮影ができるカメラが欲しい場合、ミラーレスカメラとなるだろう。
手ブレ補正はあるし、動画撮影時のAFも強い、自動追従機能最高!
Panasonicの「GH5」あたりが動画機として有名。
しかし、D750をディスってばっかりだが、本来の写真撮影となると、ミラーレスカメラより未だ一眼レフカメラの方が優勢だ。
特に動体撮影、連射、素早いAFなんかは一眼レフカメラのほうが強い。
僕のような「写真メイン、動画は気が向いたら程度」だとD750くらいが丁度よいだろう。
「Nikon Z6」欲しいけど。
なので、写真メインで一眼レフカメラを現在持っている僕のようなタイプは、「一眼レフカメラ+安いビデオ撮影機」の組み合わせが良いと思うのであった。
ビデオカメラでもよいが、「GoPro」などのアクションカメラや「SONY RX100シリーズ」のような高級コンデジの型落ちモデルを買うのが良いと思う。
おそらく撮影場所には一眼レフカメラとセットで持っていくことが多いだろうから、ビデオ撮影機は軽くて小さいものが良い。小さければ、三脚やスタビライザーなども安いし。
写真+動画撮影の二兎を追うのであれば、SONYのα7シリーズか、Z6になるかな。
そんな僕は、今Hasselblad 500cmかゼンザブロニカS2が欲しいという闇の病に苦しんでいる。
おすすめリンク
同じ機材で撮影、キャンプ動画も動きが多いのでなかなか難しい。
この時は嫁さんに設営させて僕が撮るという鬼畜の所業でした(T_T)
こちらもマニアック過ぎて需要のないエアロプレスでコーヒー淹れちゃうぞ動画。
これはかなり動くのに一人で撮ったので、側から見ると完全変質者です。