25km地点で足が死んでしまう初心者ランナーがナイキ厚底シューズを履いてみたら・・・

f:id:tetsujin96:20190425222216j:plain

タイトル通りなんですが、ペースを遅くしても25km地点で足が激痛と共に停止してしまう初心者ランナーです。

一応ハーフマラソンは2時間くらいで走れるのですが、まだまだフルマラソン完走できるほどの足ができていないようです。

それならただただ精進あるのみなんですが、最近流行りのナイキ厚底シューズを買えば何とかなっちゃうんじゃないかという淡い期待を込めて買ってしまいました『ズーム ペガサス 35』!

これを気に、初心者脱却を図ってランニングシューズの選び方も勉強してみたので、レビューと共にまとめてみます。

 

 

 

 

ランニングシューズの選び方

初心者はランニングシューズなんて一足あれば良いと思いがちですが、実は違います。

シューズはそれぞれ得意分野があり、環境やランニングの距離に合わせて使用するのが望ましいです。

初心者は大きく分けて2種類のランニングシューズがあれば、幸せになれます。

①レース用

軽量、ソールが薄い、高反発

②トレーニング用

高いクッション性、安定性が高い

 

レース用シューズは、スピード重視なので軽量高反発というのがベターでしたが、最近はナイキの『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』のような厚底タイプが注目されています。

また短距離の練習などでも使います。

 

トレーニング用は、スピードよりも体に負担をかけないようなシューズです。

LSDやジョグペースでのロング走の練習に使います。

初心者はトレーニング用シューズから使い始め、慣れてきたらレース用シューズを選ぶのをおすすめします。

 

 

ランニングシューズの寿命

一般的にランニングシューズの寿命は、700km~1000kmと言われています。

が、利用頻度や路面状況によって靴裏のソールの減りやダメージが変わってくるので一概には言えません。

ソールがすり減ると、滑りやすくなるのはもちろん、足に変な負荷がかかることで故障やフォームの崩れを引き起こします。

 

f:id:tetsujin96:20190425224416j:plain

GPSウォッチの『GARMIN fenix5』を利用していれば、様々なデータを収集できます。

ランニングシューズを登録していれば、今までどれくらいの距離を走ったかがわかります。

名前までつけれるので愛着が湧きますね。

 

GPSウォッチについての記事はこちら↑

 

f:id:tetsujin96:20190425222200j:plain

僕の初代ランニングシューズはゲーリーこと『アシックス GEL-KAYANO』です。

どうでも良いですが名前の由来はゲルカヤノと掛けてスポンジボブに出てくるゲーリーから取りました。

こちらもアシックスのトレーニング用シューズです。

GARMINの記録より、458km走っています。

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222204j:plain

ソールは多少すり減っていますが、まだヘタリはありません。

しかしこちらのシューズでは25km過ぎで足が痛くなってしまいます。

ゲルカヤノはホールド感が高いモデルなので、坂道ダッシュや短距離の練習用にして、長距離はクッション性がより高いペガサス35を買ってみたのが今回の話になります。

要するにナイキの厚底シューズがただ欲しかっただけです。

 

 

 

ペガサス35レビュー

ナイキのペガサスといえば歴史あるモデルで、35というのは35代目という意味です。

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222229j:plain

やはり最近のナイキ躍進の原動力といえばこの厚底クッション!

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222151j:plain

ゲルカヤノと比べると一目瞭然な厚底具合ですね。

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222223j:plain

ソールはゴツゴツしてませんがけっこうグリップ効きます。

最初はアスファルトで引きずるとガリガリいうレベルです。

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222236j:plain

ヒールカップは脱ぎやすく、またアキレス腱と接触しないようなデザインになっています。

一見すっぽ抜けそうですが、(サイズがきちんと合っていれば)問題なかったです。

 

 

f:id:tetsujin96:20190425222145j:plain

かかと部分がご覧の通り尖っています。

28cmで280gと厚底クッションの割には軽量です。

 

f:id:tetsujin96:20190425222148j:plain

試走してみて、まずクッション性よりも反発力の高さを感じました。

厚底クッションと爪先部分が反り上がっていることもあり、フォアフットで走ると前へ前へ飛んでいく感じです。

いや、飛ばされている感じ?

その分、傾斜のある坂道は足が出づらく感じました。

それでは、長距離ランニング(30km)の結果は・・・

 

 

初心者ランナーがナイキ厚底シューズを履いてみたら・・・

30kmの道のりをゲルカヤノで走ったところ、25kmまでは軽快でしたがそこから足が止まります。

足の筋力不足はもちろんですが、ハンガーノック気味でもあります。

長距離走に慣れていない初心者がまず陥る典型的な症状でしょう。

 

もちろんニコニコペース近くで走りました。

ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング』で予習済みです。

そして『BORN TO RUN』に感化された僕がナイキのしかもペガサスを買うとは思ってもいませんでした。

 

そして天候や気候、体調もだいたい同じ日にペガサス35を履いて同じコースを走ってみたところ・・・・

 

 

25km過ぎで足が玉砕!

 

結局、全く同じでした(ToT)

道具に頼る時点で終わっているというよくある話であり、世のランニング初心者の人誅になったのです。

初心者ランナーの皆様!初心者なんだからランニングシューズを変えても結果は同じです。

要するに走れ!とにかく走れ!足を鍛えろ!そしてそのあとシューズを選べ!

以上!

 

 

 

まとめ

わかりきった結果でしたが、別にペガサス35が悪いわけではないので悪しからず。

結局、足ができていないと走れないのは当たり前でした。

そもそも現代人は、フルマラソンどころか一日10kmも走るようなすら生活してません。

「筋トレなんてしない」とプロがいうのを鵜呑みにして筋トレしなくて故障するのと同じです。

プロは足ができあがっているのです。足ができるとは、筋力はもちろん、耐衝撃性やエネルギーの貯蔵量など、目で確認できたり数値化しやすいこと以外の作用が大きいです。

なので初心者はただ精進あるのみなんですね。

 

普段、忙しさにかまけてあまり走る時間が取れないので、短距離の練習(坂道ダッシュなど)やスピンバイクで代用していましたが、足を作る過程においては走行距離を伸ばすことが一番の近道のようです。

暖かくなってきたし、これから頑張ってフルマラソン完走できるくらいの脚力をつけるよう頑張ろう!

 

おすすめリンク

tabing.hatenablog.com

厚底シューズも良いけど、ベアフットランはマインドフルネスとして最高です。

足を鍛えるにはもってこい。

 

 

tabing.hatenablog.com

トレランなら20km走っても平気な謎の我が足。アスファルト嫌いなのね。