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登山にもランニングにも使えるGPSウォッチの選び方

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三十路を過ぎ、久しぶりに友人と登山に向かったところ、開始20分でダースベイダーのような呼吸をしてしまうくらいの疲労に見舞われた僕です。

これではいかんとランニングを始めたところ、タイムは女子中学生くらいではあるが、非常に快活に生活できるようになった。

これは「GO WILD 野生の体を取り戻せ! 」に影響されたのは言うまでもないが、とにかく今まで登山しかしてこなったのを悔いるくらい体調が良い。

最近はGPSを利用したり心拍数を計測することで、ランニングや登山の記録を管理し、より良い記録やペース配分などへのアドバイスや、モチベーションアップに利用している人が多いと聞く。

特にGPS機能は、昔からの登山趣味家にとっては憧れの存在であった。それが腕時計についているなんて!

だが、この手の腕時計は種類が大変多く、なおかつ僕のように『登山にもランニングにも使いたい』というワガママコスパ厨には数を絞るだけでも大変な目にあった。

今回は、そんなGPSウォッチの選び方を調べてみた。

 

 

登山とランニング=二兎追う者は一兎も得ず?

まず、どのような機能が必要かというのをリストアップすることから始めたほうが良い

なぜならこの手のウォッチは、目的に特化して作られているものが多いからだ。

ここでは、登山・ランニング別に特化する機能を挙げてみる。

 

 

登山時計として欲しい機能

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・防水堅牢

これは一番大切だ。登山というスポーツは、突如雨に襲われたり、岩場をよじ登ったりと、普通の生活環境ではないところで行うからだ。だからこそ面白いのだが。

 

・GPS

道に迷うことで命の危険にも繋がるのが登山。特に人気のない山、不明瞭な登山道、雪山を歩く場合は、地図読み能力が非常に大切だ。

が、登山ガイドですら道を間違えることがあるくらい、ルートファインディングとは難しい技術。

正確なGPSがあれば、遭難リスクを大幅に減少させることができる。

 

・ABC機能(高度計、気圧計、コンパス)

GPSだけでなく、このABC機能もあれば、現在地の把握はより正確になる。またバッテリーに負荷をかけるGPSを常時使うよりは、「手持ちの地図とABC機能を使いながら、自信がないときにGPSを利用」といったような使い方もできる。

あと気圧計は、急な天候変化などの予兆を捕らえることができるので、3000m級の縦走などあまり逃げ場がないときは早めの判断材料になる。

 

・長時間バッテリー

せっかく多機能でも、電池が切れて使えない、予備バッテリーが必要なんてことになるとあまり意味がなくなってしまう。

さすがにスマホや腕時計サイズのバッテリーになると、現在の技術をもってしてもそこまで長期間利用することは難しい。

だが種類によっては、2,3日程度ならGPS機能を使えるような大容量バッテリーを持つ腕時計もある。

 

 

ランニング時計として欲しい機能

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・防水軽量

ランニングは腕をたくさん振るので、あまり重くなると腕の遠位部につける腕時計は軽量なものが良い。

防水は登山と同様、急な天候悪化にも対応できる能力が求められる。

 

・心拍センサー

心拍数を測る意味は、「運動強度」を把握するためだ。

運動強度を知ることで、自分の目的にあった負荷量でトレーニングができる。

心拍数の視覚化は、適度な負荷で効率よくトレーニングする際に必要となる。

 

www.epson.jp

詳しくはエプソンのサイトがわかりやすい。

筋力や瞬発力向上のトレーニングならば、運動強度を高くする。持久力を鍛えるなら最大心拍の70%程度にする。

 

また心拍センサーは、腕時計に付いているタイプと、胸ベルトを付けるタイプがある。

使い勝手が良いのは腕時計タイプ、より正確性を高めたいなら胸ベルトタイプを選ぶ。が、胸ベルトは付けるのが面倒なのと、締め付ける感じが嫌いな人も多い。

 

・GPS

登山のようなルート確認としての利用も大事であるが、高機能なGPSウォッチの場合、トレーニング後にGPSから得た走行地図情報の上に心拍数やピッチ数などのデータを重ねて表示できるものもある。

 

・タイマー機能

ランニングの場合、ラップタイムやインターバル走用のタイマーが必要になる。

また走行時間や距離を振動や音で伝える機能もあり、多様なトレーニングに合わせて利用できる。

 

 

以上が登山・ランニング用時計に欲しい機能。

ほとんど同じような機能のようだが、求められる機能のレベルとそのために捨てるポイント(例えば重量やバッテリーの持ち時間)が極端に違う項目もあり、これが二兎追う者は一兎も得ず状態の原因でもある。

 

 

 

登山にもランニングにも使えるGPSウォッチとは?

では、題名の通り『登山にもランニングにも使えるGPSウォッチ』となればどうであろう?

これが非常に難しい。

GPSウォッチは星の数ほどあるので、とにかく登山・ランニング両方で十分使えるモデルを調べてみた。

 

各メーカーのGPSウォッチを2週間ばかり調べまくった結果、

・登山特化モデル/ランニング特化モデルは種類や価格帯が多く選びやすい。

・登山とランニング共に特化したモデルはフラッグシップモデルしかない。

という結論となった。

「登山特化モデル」や「ランニング特化モデル」のようにある程度機能範囲を絞った商品は、安価なモデルから高機能モデルまで種類が多く選択しやすい。

しかし、その両方の特化機能を合わせた商品は、各メーカーが誇る最高機種であるフラッグシップモデルしかない・・・という結論に達した。

 

よって『登山にもランニングにも使えるGPSウォッチ』は、『ランニングウォッチ+登山用機能=フラッグシップモデル』であり、機能・価格共に最高ランクとなっている。

 

これは登山特化モデルに、ランニングウォッチのように心拍センサーが付き、なおかつあらゆるスポーツでも使える題名の通りの最高製品。

登山でも心拍センサーを利用することで、極端な疲労を回避できる歩行ペースを知ることができる。また下山後にデータ解析することで、ペース配分等の指標を得ることができるので、トレイルランニング利用者を中心に、登山でも心拍センサーを利用する人が増えている。

 

これらを価格帯別に並べると、

ランニング特化<登山特化<ランニング用フラッグシップモデル<メーカーフラッグシップモデルとなる。

基本的にこの手の趣味をしている人間は、基本的に常時金欠状態であろうから、この中で自分に合った最高コスパの製品を選ばなくではならない。

例えば、登山とランニングを両方する人でも、登山の比重が高ければ、登山特価モデルでも良いかもしれない。また日帰り登山やトレイルランニングが主体であれば、バッテリーの持ち時間はさほど重要ではないので、フラッグシップモデルの軽量版で良いだろう。

だが果ては、ウルトラマラソンや長期縦走を計画している人は、初めからフラッグシップモデルを購入したほうが費用対効果は高い。

 

 

目的別おすすめGPSウォッチ

以上、GPSウォッチの選び方を書いてみた。

ここからは、ランニング特化<登山特化<ランニング用フラッグシップモデル<メーカーフラッグシップモデル別各種モデルを挙げてみる。

登山とランニングのどちらに比重を置くかにより価格が大きく変わっていくので、自分の目的と利用方法をよく吟味した上で選ぶ指標にしていただきたい。

※GARMIN製品だらけになっているが、これは口コミ・レビュー共に最良で、GPS精度最強を誇るメーカーであるため。

 

ランニング特化モデル 

ランニング特化モデルは、1~3万円の製品が多い。

最近のランニングウォッチ売れ筋はGARMINのForeAthleteシリーズ。

中でもForeAthlete 235Jは長期間売れ筋ランキング上位にあり、スマートウォッチに本腰を入れたGARMINの「本気」が見れる機能が散りばめられている。

GPS、心拍センサーはもちろん、VO2Max(最大酸素摂取量)まで測れて3万円しない。

ランニング特化モデルは、EPSONやSUUNTOも有名だが、その他にも心拍センサー機能がある非常に安いモデルも多い。

トレランやマラソンがメインで、登山は稀に日帰り登山程度であれば、コスパ良く価格が安いこのモデルが良いだろう。 

 

 

登山特化モデル

登山特化モデルは、3~5万円の製品が多い。GPS機能がなければ1万円からある。

登山時計といえば、やはり「CASIOのPROTREKシリーズ

かく言う僕も10年余り「 PRW-1300」を愛用している。ABC機能とタフソーラーを持ち、山や世界旅行でガンガン使ったが、全く壊れる気配がない。

そんなPROTREKが待望のGPSウォッチを世に出した。前述の登山時計に欲しい機能を網羅しているだけでなく、オフラインでも地図が使えるすぐれ物。

登山に特化した時計であれば、SUUNTOの「AMBIT3」も人気だ。スント製品はタウンユースできるくらいデザインも素晴らしい。

 

登山メインで、ランニング等で心拍センサーによるデータが不必要なら、登山特化モデルが良い。

登山メインであれば、ABC機能は必須であるし、登山道に合わせた高性能なGPSを最優先しよう。

最近は予め登山地図をダウンロードしてオフラインでも利用できる機能が増えてきている。これがあれば、道迷いによる遭難リスクを腕時計一つで対応できる。

 

 

ランニング用フラッグシップモデル

ランニング用のフラッグシップモデルは3~5万円の製品が多い。

ランニング用のフラッグシップモデルとなれば、例えばGARMINの場合、ランニングダイナミクスという優れた機能がある。

これは、ランニング時の上下動、接地時間、左右接地時間バランス、ストライド、ピッチ数を計測することで、フォームの改善に使えるデータが取得できる機能だ。

安価モデルには無い機能で、別売りの心拍センサーベルトを利用すれば、乳酸閾値などの計測までできるようになる。

ランニングモデルであるため、材質が軽量でフラッグシップモデルよりかなり軽く扱いやすい。そして値段も幾分安い。その分、値段の割にチープに見えるので、普段使いや会社に付けていくのは難しいという意見もある。

だが、その他機能も各メーカーのフラッグシップモデルにかなり近いため、トレイルランニング等で軽量さを求めるのであればこのモデルが良いだろう※ABC機能が無い製品が多いので注意。

またメーカーフラッグシップモデルの機能をほぼ利用できるにもかかわらず、1~2万円ほど安い。

EPSON WristableGPS U-350BSもお忘れなく。

 

 

メーカーフラッグシップモデル

各メーカーが鎬を削る本気モデル。価格は6~10万円、それ以上の物もある。

あらゆる状況やスポーツに対応した盛りだくさんの機能で、ほとんどの人が使い切れていないといわれている。

トライアスロンやウルトラマラソン、長期縦走といったハードなスポーツでも耐えきれる性能と長時間バッテリーを持つ。

GARMINのFENIX5シリーズは、 先程のランニング用フラッグシップモデル「ForeAthlete 935」にABC機能と頑丈なサファイアガラスを付けたモデルで、登山のようなハードなアクティビティでも十分対応できるモデルだ。

重量は重くなるが、その分耐久性と視認性が向上している。モデルによっては、バッテリーの持ち時間も長くなっている。

GARMIN fenix5xともなれば、予め地図がダウンロードされており、ルートナビ機能までついている。その分値段は9万円と、ちょっと登山にもっていくのは躊躇するレベル。つい最近、fenix 5 Plusという音楽が聴けてお金の支払まで出来ちゃう最早スマホでいいじゃんという製品まで生まれている。

SUUNTOのフラッグシップモデルであるスパルタン ウルトラ HRも、ルートナビ機能や80種のスポーツモードがあり、こちらもデザインが良いので人気だ。

 

フラッグシップモデルを買っておけば、あらゆる機能が備わっており、最近はネット上でスマホのように機能を更新できるモデルも有る。

安い買い物ではないが、「大は小を兼ねる」と思えばそこまで高い買い物でもないと思う。

 

番外:超コスパモデルと裏技

play.google.com

最近はスマートフォンアプリのGPS地図機能がかなり向上しており、登山などでも十分使えるレベルになっている。

 

play.google.com

これはランニングも然り。

ということは、極論としてGPS機能をスマホアプリに丸投げしてしまえば、そんなに高機能なウォッチは必要ないということになる

心拍センサーだけであれば、中国製なら3000円くらいから買えるモデルもあるので、本当に安く済ませてある程度データも欲しいという人は、

『登山用GPSアプリ+低価格心拍センサー』を併用すれば、非常にコスパ良く揃えられる。

 

これは、登山やランニング特化モデルと併用でも使える

「登山GPSウォッチ+低価格心拍センサー」や「スマホGPSアプリ+ランニング特化モデル」のように、ほとんどの人が持っているであろうスマートフォンと併用すれば良い。

デメリットとしては、スマホを持ち歩かなければならないことだろう。またGPSウォッチと違い、スマホはGPS機能を利用するとバッテリーを激しく消費する事と、GPS精度がいまいちという点がある。

 

 

 

結論

「登山とランニングの二兎を追う」のであれば、フラッグシップモデルが一番最終的なコスパは良いと思う。

また将来的にトライアスロンやウルトラマラソン、ロードバイクなんかにも手を伸ばしそうという人は、フラッグシップモデルならどこへフラフラしようと対応できるポテンシャルを持つ。

余程軽量モデルが良いという人以外なら、フラッグシップモデルを買えばまず間違いない。使いこなせるかどうかは別として。

だがフラッグシップモデルは5~9万円もする高価なお買い物だ。

 

財布や奥様と相談して、どうしても価格を抑えたいのであれば、中途半端な二兎追いモデルではなく、特化モデル+スマホアプリが良いと思う。

特にGPS機能はスマホアプリでもある程度の精度で利用できるが、心拍センサーはアプリではどうしようもないので、そちらを優先するほうが良いだろう

POLAR H10心拍センサーのように、心拍センサーをスマホと連携させて使う製品もある。

 

移り気な僕は、このような微妙なラインでの買い物が尽く失敗しており、いつも「安物買いの銭失い」となっている。

趣味の道具というのは、結局の所フラッグシップモデルに流されていくようにできている。コンデジから始まって、入門デジタル一眼、気づけばフルサイズ機、なんかLeicaも欲しい・・・とか、まあそんな「いつかはクラウン症候群」に陥ってしまう。

だが、それが趣味なのだよ諸君!

ということで、

 

 これ買いました!

 

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レビューはこちら↑

 

 

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