焚き火台で火おこしから料理までやってみたらキャンプ初心者でも意外に簡単だった
念願の焚き火台を使ったキャンプでの焚き火にチャレンジ!
難しそうに思えたけども、少々の勉強と便利グッズを揃えれば、初心者でも簡単でとても楽しめた。子供も大喜び。
では、焚き火台のセッティングから火起こし、そして料理までを流れで紹介してみる。
- 焚き火台は『ユニフレーム ファイアグリル』 がおすすめ
- 火起こしは「火おこし器」があれば誰でもできる
- 料理はやはりダッチオーブン
- 食後はゆっくり焚き火を楽しむ
- 焚き火用ケトルは長い夜に必須アイテム
- ソロ用焚き火台があれば手軽に焚き火ができる
- まとめ
焚き火台は『ユニフレーム ファイアグリル』 がおすすめ
大きさは430×430×330mm、重量2.7kg。
4人家族ならBBQにちょうどよい大きさです。
組み立て方は脚部分を開いて・・・
本体を乗せるだけ。
脚パーツの先端を伸ばし、網やロストルを写真のように置くと、四隅にある隙間から炭を動かせるので料理やBBQの時に便利です。
高さは33cmなので、ローテーブル&チェアが合います。
整地であればグラついたりすることもありません。
「尾上製作所(ONOE) マルチファイアテーブル」がサイズ感ぴったりです。
焚き火台用のアウトドアテーブルは、火に強く、熱いダッチオーブンなどがそのまま置ける材質のものがオススメです。
さらに写真のように、テーブルで囲んでしまえば、小さな子どもがいる家族でも安全に使えます。我が家では防護柵と読んでいます(笑)
この記事にあるように、マルチファイアテーブルは組み合わせ自由に使えるので、焚き火台には最適だと思います。
では、実際に使っていきましょう!
火起こしは「火おこし器」があれば誰でもできる
焚き火台で炭を使って火をおこし、料理やBBQをすることになると思いますが、その中で一番難しいのが「火おこし」です。
炭は一度火が着けば安定した火力を保ち、煙も出にくいので、キャンプでは誰しもが使います。
ですが、炭はなかなか火がつきにくいです。うまくいかないと、何十分もうちわで扇ぎ続けてヘトヘトになってしまいます。
そんな難しい火おこしですが、「火おこし器」があれば初心者でも簡単にできます。
なんせ放置するだけですので。
それでは実際に火おこしをしてみます。
「キャプテンスタッグ 折りたたみ火起し器 炭焼き名人」を使って説明していきます。
こちらは持ち運びしやすい折りたたみタイプで価格も安いのでオススメです。
組み立ては簡単!本体を広げて網を嵌めるだけです。
しかし、しっかり嵌め込むと外す時に大変なので、僕は乗せるだけにしています。
本体を立て、上から炭を縦にして詰め込んでいきます。
この火おこし器は、煙突効果を利用しています。煙突効果というのは、空気中で熱が発生すると上へ上へ昇っていくことを言います。気球も同じ効果を使っています。
暖められた空気の上昇気流を集め、一気に高温にしていく事で、炭に火をつけます。
なので、放置しておくだけで良いんです。
まず着火剤を着けた薄い炭を置きます。
着火剤は何でも良いですが、僕はコストが安いジェルタイプの「NITINEN チャッカネン」を使っています。
着火剤にチャッカマンで火を着け、その上に炭を写真のように詰めた火おこし器を置きます。
炭は縦に隙間が無いように入れていくだけで良いです。
そのまま放置!
20~30分すれば、炭が白くなってきます。
そうすれば、あとは焚き火台の中に広げるだけ。
この時、火おこし器をひっくり返さずに、炭を一つ一つ火バサミで置いていきます。一気にひっくり返すと、火花がかなり飛ぶので危険です。
炭を広げて準備が整ったら、料理の時間が始まります。
料理はやはりダッチオーブン
ダッチオーブンを利用した料理の詳細はこちらのリンクに書いています。
「ヘビーロストル」があると、トライポッドや三脚がなくても重いダッチオーブンなどを乗せることができるので便利です。
炭火の火加減の調節は、先程も述べたとおり、四隅の隙間からでも行なえます。
炭を足したり、広げて温度を下げたりできます。
ファイアグリルならダッチオーブンの横でちょっとした料理もできます。
焚き火台の大きさは、ソロから家族キャンプまで用途は色々ありますが、ファイアグリルくらいの大きさが料理はしやすいと思います。
煮込み料理なら、そこまで火加減を気にしなくてもできるのでオススメです。
ダッチオーブンでしっかり煮込まれたカレーは最高でした!
食後はゆっくり焚き火を楽しむ
炭火は数時間は消えないので、食後の暖取りや湯沸かしにも使えます。
静けさと共に、夜も深まっていくので、ここからは焚き火を楽しみます。
焚き火用の薪は、ホームセンターなどで購入することもできますが、キャンプ場周辺で枯れ木や枝を拾い集めておけば無料です。
薪は、焚き火台に合わせた大きさにしたり、火起こしの時の着火用としてフェザースティックを作ったりもするので、ナイフや斧や鉈といった刃物が必要になります。
ナイフは定番中の定番『モーラ・ナイフ』を買いまして、バトニング(ナイフを使って薪を割る技術)なんかの真似事をやっています。これが男なら誰でもハマります。
こういったアウトドアで行う様々な技術はブッシュクラフトと呼ばれており、最近ブームです。
しかし、見よう見まねだと大変危険なので、専門書を読んで基礎を学んでおくことをおすすめします。
何度も言いますが、男なら誰でもハマります(笑)
薪を用意したら、あとはそのまま焚べるだけ。
といっても、なかなか焚付は難しいです。調理後の炭火を利用すれば簡単ですが、拾った薪は湿気ているのでなかなか火が着きません。
この前、友人とキャンプに行った時は、前日が大雨だったため拾った薪に火を着けるのに四苦八苦しました。
まあ、それも楽しいんですが。
焚き火は奥が深いので、学んでいくととても楽しいです。
が、同時に危険なことでもあるのでマナーはしっかり守らないといけません。
この本は初心者でもわかりやすいので良かったです。
今ならKindle Unlimitedの読み放題対象になっています。
薪に火がつくポイントは、温度です。できるだけ高温にすることがいちばん大事なところ。
なので湿っている薪だとなかなか火が付きませんし、木の種類でも変わってきます。
僕も現在勉強中です。
焚き火用ケトルは長い夜に必須アイテム
焚き火中にはケトルが必須です。
ケトルで湯を沸かし、焼酎やウイスキーのお湯割りを飲んだり、コーヒーを淹れればさらに焚き火を楽しめます。
ケトルは形や素材の種類がたくさんあるので、選ぶのがなかなか大変です。
我が家のケトルは、すっかり黒ずんで男らしくなった『EAGLE PRODUCTS Campfire Kettle/1.5L』と『trangia ケトル』です。
ケトルの選び方や使い方はリンクをご覧ください。
ソロ用焚き火台があれば手軽に焚き火ができる
ソロキャンプ用の小さい焚き火台があれば、小枝や落ち葉だけでも焚き火が楽しめます。
我が家はド田舎にあるので、庭で焚き火遊びする際にも大活躍。
『Lixada バーベキューコンロ』は、2000円もしなかったんですが、今年買って良かった物の上位にランクインしますね。
庭での小焚き火の詳細はこちらのリンクに書いています。
まとめ
焚き火は難しいイメージが有りましたが、意外に簡単で、それでいてとても楽しめました。
やはり人間は、火と共に暮らしてきたので、案外落ち着くようです。
最近では、焚き火のマインドフルネスなんて言われていますが、焚き火を眺めながらウイスキーのお湯割りをチビチビするのは最高でした。寒いけど。
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